こんにちは!

きほうたです

 

さて今日は「ハ行」の発音についてのお話

 

 

「母には二度会ひたれども父には一度も会はず」

という日本最古?のなぞなぞがあります

 

これは室町時代に編纂された後奈良天皇のなぞなぞ集『後奈良院御撰何曾』に

掲載されているものです

 

答えは

「唇」

 

このことから

昔、ハ行は[p]で発音されていたのではと推察されています

 

 

つまり「母」は「はは」ではなく「パパ」と発音されていたというのです!!!

 

「ぱぱ」と発音する時は唇が2度合いますが

「ちち」は一度も唇が合いませんね

 

 

さらに

時代がくだり平安・室町時代になると

[ɸ]ファ・フィ・フ・フェ・フォに近い

両唇音の発音になり

 

江戸時代以降現在と同じ発音になっていったようです

 

で、先日SNSにたまたま流れてきた動画で

2、3歳くらいの子が

「ドレミの歌」を歌っているのですが

 

「ファ」が発音できず「パ」

になっているのです!!!!!

 

 

つまり子供の発音の発達と同じ経路を

人類として辿っている?!

ということかもと大興奮!!!

 

さらにさらに

長唄ではアタリというコブシのような

歌唱法?があるのですが

 

「ほんに心も」という歌詞の

「ほ」にアタリをつけたい

でも難しいとお弟子さんが話しておられ

 

そういえば江戸時代だから

もしかしたら

「ふぉんに」という発音に近かったのかもね

 

みたいな話から

それで唄ってみたら

アタリのコブシがすんなりつけられたのです!!!!

 

 

これは

アタリというものがそもそも

声帯を薄く使う裏声

と

声帯を厚くつかう地声

を行き来するものなのですが

 

F音は喉が締まりづらくなる

う母音は裏声に行きやすくなる

お母音で咽頭が下がりまた地声に戻りやすい

 

という発声の観点からもバッチリなのでは?!

 

と大興奮しました