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今日の一転語
【許し】
許しとは、人間の本性の善なることを信ずることです。
『ユートピア創造論』P25より
『幸福の科学の十大原理』 （上巻）P43より
悪魔に騙されないためには、さまざまな思想を謙虚に学ぶ必要がある
地獄霊というのは、どんなに巧妙に騙そうとしても、どこかで矛盾が出ます。
普通の地獄霊は、「苦しい、苦しい」と正直に言うので簡単にわかるのです。
ただし、教祖に憑いている「サタン（悪魔）」や「魔王」などと呼ばれる者は、
そうとう実績を積んでいるので巧妙です。宗教理論をずいぶん知っていて、
振りかざすのです。「業」のことを言ったり、「転生輪廻」を話してみたり、
「人を救え」と言ったりもします。（中略）
そのためには、『悪霊から身を守る法』（宗教法人幸福の科学刊）
という小冊子のなかにも書いてありますが、「知性」というものが大事なのです。
「知識」と言ってもよいでしょう。地獄霊たちは、どれだけ霊力を持っていたとしても、
あるいは念力を持っていたとしても、天国とは違って、地獄には学校がないのですから、
まとまった勉強はしていないのです。
例えば、過去に仏教の真言密教の僧侶をしていて地獄に堕ちた人は、
真言密教のことはよく知っています。それは知っているのです。
日本の真言密教のなかで、「真言密教の中興の祖」と言われ、
「ある意味では空海以上」と言われた人がいます。
この人なども、地獄に見事に堕ちているわけですが、
現代も、ある宗団の教祖のなかに入って、惑わせています。
この人は、密教理論を非常によく知っているので、普通の知性では見抜けないのです。
ただ増上慢にならずに、「仏教」だけでなく、「キリスト教」「神道」「孔孟老荘の思想」
あるいは「道徳」「科学」「哲学」といったものをじっくりと究め、
そうした思想のなかに流れる ”一本の黄金の糸” というものを確かに
つかんだ人から見れば、サタン等が言うことには、どこかで矛盾が出るのです。
ところが、たとえば、密教なら密教、あるいはご利益信仰ならご利益信仰でもよいし、
水子供養でもよいし、キリスト教でもよいですが、それだけが真実だと思っている人は、
それ以外にまったく目が行きません。そのため、まさしく、
その信仰に関してよく知識を持っているサタンのような者から指導を受けると、
コロッとまいってしまうのです。
キリスト教系にも新興宗教はたくさんあって、
街角でそうした人たちと出会った人もずいぶんいるでしょう。（中略）
このように、現代のいろいろな宗教の諸相、
あるいは、あの世に還ったいろいろな霊人たち、特に教祖たちを見て、
私は、「この道は、絶対に生半可な気持ちで入ってはならない」
と強く自戒したわけであります。そして、四年、五年と確かめて、
「もしこれが日蓮の言葉でなければ、キリストの言葉でなければ、
私は絶対に世に出てはならない」と思っていたのです。
本日の教学を通して、大きな学びがありました。
悟ったなど、普通の人間がいえるはずもありません。
エル・カンアターレであっても、宇宙創造の神であっても、
こんなに慎重に、謙虚に、律しられていたのです！！
世界宗教の基礎固めです。
人間は神様から、いつの時代にも護られていたのですね！！
