安倍首相の問題は国会における虚偽答弁 | 真田清秋のブログ

真田清秋のブログ

ブログの説明を入力します。

 「月刊日本」5月号、著述家・菅野完氏のインタビュー記事より:

    "森友問題の闇を暴く

 

『ーー 籠池氏は証人喚問で、安倍昭恵首相夫人から100万円の寄付を受け取ったと発言しました。また、籠池氏が安倍夫人に国有地取引についてお願いしたところ、夫人付きの政府職員からファックスで返答があったと述べています。

このファックスが大きな問題となっています。

 

菅野: このファックスには、夫人付きの谷査恵子氏が財務省国有財産審理室長から得た回答が記されていました。そこには、<一般に

は工事終了時に精算払いがきほんである、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、「予算措置がつき次第、返金する

」旨の了解あったと承知している。平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中。>とあります。これは、昭恵夫人が財務省から森友学園に関する予算をつけるという言葉を引き出したということです。これは明らかに口利きです。

 しかし、このこと自体は違法ではありません。麻生財務大臣が「国有地の払い下げとか、いろんな陳情を聞き、それを近畿財務局、大阪航空局につないでやるのは普通のこと。それをするのが仕事の一つだ」と述べていましたが、その通りです。国会議員が有権者から陳情を受け、それを役所に問い合わせる、あるいは国会の場で問題にするのは、立法府が民主的に運営されている何よりの証左であり、誇るべきことです。もちろん贈収賄がないことが前提ですが、このこと自体は決して隠すようなことではありません。

 100万円の寄付についても同様です。これには何の違法性もありません。だから、安倍首相は正直に寄付をしたことを認めればいいのです。ところが、安倍首相はそうした事実を認めようとしません。そのため、首相が予算委員会で虚偽の答弁を行ったという重大な問題が生じてしまったのです。その意味で、この問題は、100万円の授受問題ではなく、国虚偽問題なのです。しかも、これは安倍首相が自ら作り上げてしまったものなのです。これは稲田朋美防衛大臣についても言えることです。

 

ーー 森友問題にはまだ明らかになっていない部分がたくさんあります。菅野さんは今後どのような問題を追及するつもりですか。

 

菅野: 松井一郎氏の問題です。松井氏のキャクタに問題があることは周知の通りですから、今さら追及するまでもありません。問題は、先ほども述べたように、大阪府の行政プロセスに不透明な点があることです。籠池氏にインタビューを重ねていけば、大阪府の誰がいどういう意図で何を籠池氏に言ってきたのか、その言葉の行間にはどのようなメッセージが込められていたのかということが明らかになるはずです。それにより、松井氏の責任をはっきりさせていきたいと思っています。』

 

 

 清秋記:

 森友問題は、資金の少ない籠池氏が小学校を建設するために、同じ思想の日本会議系の議員が、その北朝鮮版の日本教育を日本中の小中学校に広げたいとう意図をもって、政治権力が人事権を含めて介入したという悪質な事件です。

 そして、その頂点に安倍夫妻がいたいというのが、様々な情報から、明らかです。

 松井一郎知事が安倍の話で条例を森友学園のために変えて、ここまで認可適当で、引き伸ばしたが、化けの皮が剥げたということです。一方、財務省の認可はこれまた、安倍の指示で、当時の理財局長・迫田英典が15年9月3日を含む、5回も安倍首相と会っているのが発覚しています。

 この事件は安倍退陣が天意です⭐️

 そして、日本の悪しき権力構造を国民が見抜く契機にすべき事案です。⭐️

 

 それでは、皆様、御機嫌よう⭐️