『眠られぬ夜のために①』5月十九日: | 真田清秋のブログ

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 スイスの哲人、カール・ヒルティ著

 『「高い尊敬」を受けることは、しばしば自己改善の妨げになる。ブース夫人はその手紙の一つで、これを「今日のキリスト教会の呪い」とさえ呼んでいる。世間の話題にされたり、議論の種となるような変わったこと、並外れたことなどは、一才しないことだ。実際、世間の舌は鋭いメスであって、これにかかわれば、われわれの最初のよい評判はほとんど跡をとどめないことが多い。しかし、そのような場合、名誉のより大きな再建が必要となってくる。そしてわれわれの生活のこの第二の建設にあたり、重要なことは、新たに神の助けが加わらねばならないということである。

 これに反して、高い尊敬を受けることの報いは、凡庸に陥ることである。これだけは少しの誇張なしに言うことができる。

 同胞教会讃美歌1二八二番、三四三番、一一六七番。』

 

                  清秋記: