こだわることって、

人に迷惑をかけることだと思ってた。




自分だけの世界だったらいいけど、
相手が関わってきたりすると、



わがままとか
優柔不断って、
思われるんじゃないかと思って、



いつの間にか、
妥協することを覚えていた。



私の「好き」を
追求することをやめていた。













これに改めて気付かせてくれたのが
ネイルだった。



ネイリストさんと話し合いながら、
1からデザインを考えるから、
とにかく決断の連続で。










私は、
自分のこだわりを捨てることによって、



決断することから
逃げていたのかもしれない。














爪に乗せてくれた色が
思っていたのと違ったり、



1つ1つのパーツの位置とか
色の組み合わせが、
気に入らなかったりする。



「どうですか?」って
聞かれた時に、

私の心はすぐに反応してくれる。



でも、
その反応を拾うのか、
拾わないのかで、すごく迷う。



特に
自分の中に湧き出た望みが、
難しそうって思うものほど、
見なかったことに
してしまおうとする自分がいた。



それでも私は、
伝えることを選択してみた。



それは嫌だとか、

もっとこうしてほしいとか。



「もうこの色は、
     廃盤になって無いから出来ないんです。」

そう言われても、

「どうしてもこれがいいんです。」

と、言ってみた。





私の心が
思ったんだから、
とりあえず言ってみる。






結果、
そうならなくても
言うとの言わないのとじゃ
心が全く違う。














自分の気持ちを
伝えてみたら、



「じゃあ、ちょっと待っててね」
って、言われて、

少しでもその色が残ってないか、
探してくれた。






今までの私なら、
自分の望みに蓋をして
気持ちを伝えないまま
不満だけが残ってたんだけど、



私のわがままに
付き合ってくれるこの人は、
なんていい人なんだろうって
心の底から思えた。








私がこだわりを表すと、
相手の人もこだわってくれる。





自分の気持ちを伝えるのって、
その人を信用してないと難しい。


















結局、
私の望んでいた色が残ってて、
すごく素敵なネイルに仕上げてくれた。












感謝って
するものだと思っていたけど、



勝手に、
感謝の気持ちが湧き上がってきた。



感謝せずにはいられなかった。













こだわることは、
わがままに似ていて、

それを伝えるのは
いけないことだと思っていたけど、



人に感謝させないようにしていたのは、
自分だった。
















自分の
肌感覚に忠実になって、

思ったこと
感じたことを
言い難いものほど伝えてみる。




結果はどうでも良くて、
自分の輪郭を表すことに意味がある。





















今回のネイルで、
こだわることの
おもしろさや素敵さを思い出せた。






私は元々、
めっちゃこだわりが強い人。



少しでも気に入らなかったら、
受け付けない。












知らず知らずのうちに
備わってしまった
妥協を外して、


どこまで
こだわれるのかやってみよう。



それが
私の魅力になる。












どこまでも
自己満の世界。






















































   紀穂