旧県社、

沖縄県那覇市首里鳥越町鎮座

祭神、舜天王、尚円王、尚泰王、源為朝公

沖縄県には官弊小社波上宮を除く外僅に7社の無各社があるのみにして、県社郷社村社とみとめられるもの一つもなし、しかし県民の敬神増崇祖の思想はとても熱烈にして他府県民に劣らず此において大正11年12月沖縄神社創立の議起祭神は県民にとても縁由深き国祖舜天の後400年間の治績を挙げたる中興の国主尚円及び本県文化事業に貢献英主尚敬明治維新の宏謨にこりて県民の郷向う所を定め今日の敷地としては舜天以来700年間政治の中心として県の文化啓発に関係深き首里城址内を選定し大正12年3月31日沖縄神社創立奉賛会を組織し県下一般より寄付金を募集し大正12年9月工事に着手し大正14年1月計画通り工事竣工せり。

1、社殿。拝殿。社務所。神饌所。手水舎。鳥居

1、境内。2318坪9合3勺

1、氏子。4914戸