昨年秋、あけびの籠を買いました。

at恵那峡。

ここの話は気が向いたらまた書きます。



安いやつだが、素朴な雰囲気に惚れ込んでしまいました。

底がでこぼこ、ざっくりした籠なので、バッグにするには工作が必要です。

どうしようかな。



とりあえずどんな内袋を作るかをあれこれと考えます。初めてなんですよね。この作業。

大きさの合うあずま袋?巾着タイプ?内袋の固定方法は?口の閉め方は?紐で縛ると出し入れがしにくいだりうか??中にはポケットも必要だよね??


数ヶ月延々と迷った末に、通常の内貼りをすることにしました。


底。ボコボコなので二重にします。上になる方に接着芯を貼り、麻混プリントを2枚。

型紙は、服を作った時に使った仮縫い用シーチング  を再利用です。


脇側。一番大きいところを内法で採寸。高さを合わせて縫い代込みで四角く切り出す。

輪に縫って、底は二枚で挟めば良いか。サイズはいせこみで合わせます。


先にポケットつけないとね。





ポケットつけて輪にしたのを2枚で挟んでミシンで縫い合わせます。ボコボコして縫いにくいね。

返し口を忘れないように、と。



縫い合わせたら脇布を引き出して表に返します。

それをカゴに固定するんだが。その前に。


蓋を作ります。

シーチング  の残り(いっぱいある)をカゴにかけて



内カーブを書き写して。



こんな感じ?

脇側左右に二枚つけて真ん中はマグネットホックでどうだろう。



蓋は4枚ですが、左右でカゴのカーブが違うので型紙も二枚。蓋も二枚ずつの四枚。マグネットホックもつけて縫い合わせたら、テグスでカゴに縫い付けます。

この作業はビーズ針を買ってきてやりました。

ピーズ針なら柔らかく曲がるので、あけびの隙間に通せます。

第一次出来上がりはこんな感じだった。



蓋が不安定で気に入らない。ちゃんと閉まるようにしよう。

追加でマグネットホックを付けることにしました。



足を曲げて固定する頑丈なヤツだと位置の問題で思わしくありません。

縫い付けタイプ、あるんだ。これにしよう。



出来上がり。

これで今年の夏には使えそうです。

持ち手に問題があれば、カバーを作って付けることになりそうです。



それなりの感じにできたかな。