古い手編みのセーターです。

写真撮り忘れた。

あまり使わないものなので、腹を括って解きました。


結構良い毛糸で作るのにも時間かかった。

あまり使わなかったけれど、意味あったのかな。


解いていたら、腋の下がフェルトになっていました。

そっか。使った。フェルトになるくらい使った。

なんか納得して安心しました。

解いてよかった。


作業です。

セーターをパーツにバラして毛糸に戻します。

カセ繰り機は無いのでセーター干しで代用します。


カセ繰り機と言っても知らない人の方が多いかな。

昔、フリースもダウンも買えなかった昭和の昔。

家庭でお母さんが子供に防寒着を毛糸で編んでいた昔。

カセで買った毛糸を玉に巻く玉巻き機や編み機が家庭にあった頃使われた道具です。

毛糸をこんなふうにカセにしたり、カセのかけて毛糸玉を作るのに使ったのですね。



毛糸を引き出して、セーター干しを回しながら巻き取ります。

巻いたカセはところどころ縛って、バラけないように。



四カセできました。



セーターをバラすのに2時間。カセを一つ巻くのに2時間。都合10時間。。。。。。

こんなに時間がかかったのは、毛糸が細かったせいてす。


このちぢれ麺状態のものをさらに洗って乾かすと、伸びるはず。それで毛糸に戻ります。

それからもう一度セーター干しを使って毛糸玉に巻いて、はじめて毛糸として使えます。


この毛糸で作ったイギリスゴム編みのキャップがふかふかでお気に入りです。

一緒に使えるものを作ろうか。スヌードかな。ベストかな。

もうセーターにはしないつもり。


とりあえずカセを洗って乾かして、糸に戻すところまでやっておきましょう。

毛糸玉にするのは何を編むか決まってからにしよう。