既成の市販の型紙で初めてやってみました。

作り方解説付き。

布はいただきもの。5メートルあったからまだまだたっぷり残っています。

裁断からボタン付けまでで作業時間は8時間くらいかな。



これはこれでなかなか便利だとわかりました。

型紙が体に合えば。

なので、合いやすい大き目のメンズ用を使いました。

型紙が合わないというのは。

体のバランスが元型の想定とどの程度ズレているか、という話です。

例えばヒップです。

ヒップはぐるりと一周のサイズですが、前と後ろの割合は人による。

前後の差が大きければスカートの前下がりを大きく取るし小さければ小さくなる。

ジャケットなどでもこのバランスが合っていないと脇線が真っ直ぐ下に落ちなかったりします。


後ろから。柄合わせはあまり気にしなかったが、後ろの方がきれいに行きました。

前はもっと気にした方が良かったか。

黄色のハイビスカスの向きと位置で決めるべきだったかな。

柄合わせ気にし始めると布がかなり余分に必要になるのですが、そこは気にしなくてよかったか。

柄合わせで失敗したのは襟です。

当初想定(既製品なので裏と表で型紙が別)では柄がイマイチだったので表裏襟を逆に使いました。



襟。

見返しもバイヤスも使わない全部ミシンの方法。

初めてやるのでちょっと戸惑いましたか。



襟付けステッチ止まりのあたりに切り込みを入れ、切れ込みの前端側の縫い代を見返しの下に、後ろ側を襟側に倒してステッチで押さえて仕上げる。

そのために先に表襟を出来上がり線で折り込んでおく。。。。

なのですが、返しをきれいに出すために裏襟をつらせます。大体針の太さ二本分くらいかな。すると仕上げた状態で2ミリ程度?襟付け仕上がり線の位置が表裏でズレてきます。

これを修正するために、裏襟の裏側に表襟の仕上がり線を入れ直して、これを縫い線にしました。

そして、縫うのはその縫い線の1ミリ弱上。

そうしないと襟付けミシンが表襟の下に隠れないのです。

問題なく隠れてくれました。

襟付けのミシンは襟の折り返しの下に隠れるのであまり気にしません。


とにかく、涼しい大き目のアロハ、完成。