修理に出した道具類。
一部返ってきました。
色々予想外の結果になりました。
まずこれ。
へらです。
きれいに刃がついて返ってきました。これで使えます。
ちなみにこのへら達の材料ですが、象牙ではなかったという。もちろん牛骨ではなく、なんと鯨骨。
昔、代用象牙として多く使われた時期があったそうです。
象牙より脆く柔らかいが、絹べらとしてはむしろ好ましい。
これはもう国内では手に入らない材料だと思うので、末永く大切に持ちたいです。
依頼先は谷中の石橋象牙店さん。ありがとうございました。
握り挟みです。
しっかりと梱包され、
ピッカピカになって返ってきました。
これ、素手で持って良いのだろうか。。
刃の合わせは、と。
ピッタリ直していただきました。
正しい握り鋏は刃が合わさったところだけピッタリ合ってその根元側は隙間が空くのです。
こちらはずっと使っているクロバーのちょっとよいやつ。
きれいにピッタリ合っているのが分かります。
これもよく切れます。
良い刃物は宝物です。大切に末永くお付き合いするつもりです。
研ぎは石神井台の十文字屋さん。
ありがとうございました。