2024年4月以降順次引退する381系を本気で撮影・乗車してきました。
現在、リバイバルやくも3種類が登場し4色のやくもが走行しているが、これまでの381系やくもの経歴について簡単に説明する。
1982年 381系が特急やくもに登場。当時はすべて国鉄色
1994年 一部の速達のやくもが「スーパーやくも」を名乗る。
スーパーやくもに使われる車両は、スーパーやくも色に。 【スーパーやくも色登場】
1997年〜リニューアル工事実施。それに合わせ、スーパーやくも色以 外の車両は、緑やくも色に。【緑やくも色登場】【国鉄色消滅】
2006年 スーパーやくも廃止、やくもに統一。
ただし、スーパーやくも色は、そのまま
2007年 「ゆったりやくも」化リニューアル工事開始。
【ゆったりやくも色登場】
2010年 すべての列車がゆったりやくもで運転
【ゆったりやくも色で統一】【スーパーやくも色・緑やくも色消滅】
2022年以降国鉄色・スーパーやくも色・緑やくも色が復刻される。
↓国鉄色 ↓スーパーやくも色
※なお、増結用車両の先頭車(7両編成の7号車)はくろしおからの転属のため、ゆったりやくも改造は行わず、座席の交換のみなので、国鉄時代の姿に近い。また、行き先表示もLEDではなく幕式のまま残っている。
上:座席の交換のみの車両 下:ゆったりやくも化改造車
今回の旅ではまず姫路の祖母の家に宿泊させてもらい、7時31分の普通列車で岡山まで移動した。岡山では岡電のチャギントンを見たあと、10:05分発の特急やくも7号に倉敷まで乗車。この日、やくも7号は7両編成だったので、国鉄時代の面影を濃く残す7号車を狙った。やくもは7両編成のとき、変態連結(中間車と先頭の連結)が見られる。
倉敷から普通列車で再び岡山に戻り、今度は11:05発の国鉄色で運転されるやくも号に備中高梁まで乗車。車内で岡山駅で買った駅弁を食べる。
備中高梁から新見まで普通列車に乗り、新見で懐鉄入場券を購入する。新見には、やくもの車両交代を告知するポスターがあった。
今度は普通列車で備中川面駅へ。備中川面から800mほど歩いた鉄橋付近で、緑やくも色とゆったりやくも色を狙う。列車は定刻に通過、うまく写真に収められた。
撮影が終わると、普通列車で方谷駅に移動。方谷液は国鉄時代に作られた駅舎が残っていて、国登録有形文化財となっている。
方谷駅前にある道路橋でゆったりやくもを狙う。
そして、撮影したやくもが運転停車してやくも同士のすれ違いをするので、急いで駅の戻る。やくもが並んだ姿が撮れた。
この後の普通列車で備中高梁に移動し乗り換え時間にホームから通過する貨物列車を撮影。最後にスーパーやくも色のやくも20号で岡山に戻り、青春18切符で奈良に帰った。
今回の旅ではすべてのリバイバルやくもを撮影し、緑やくも以外には乗車することもできた。また伯備線にでかけたいと思った。