(私の意見とは異なる動画になります。日本の問題点を解決すべきとはいうが、どうしたらいいのか?を言わない、言っていないと感じています。これは広木さんに限ったことではありません。金融問題を解決することが彼らの仕事ではないのでそれはそれでいいと考えています。)
私はどうしてここまで下げた?と考えると次の点だ。
①円高(日銀の金融政策)
②NISAで素人が株式市場に入っている。
③アメリカの経済状況
④中東情勢
⑤円キャリートレードの巻き戻し
上記の順の重要さです。
①は植田日銀総裁が悪いというではなく、今で異常に金融緩和を行っていた、そのため市場にお金が潤沢に(過剰に)回っていた。そのため、日銀の国債買い入れを減額でニュートラルな金融市場にしようとしたこと、そして今後金利は徐々に上がっていく、上げていくというのが大きい。
金融市場をニュートラルにしなくていい。緩和し続けたらという話もあるが、本当にそうなんだろうか?
10年、20年のスパンで考えた場合にどうなんだろうか?私はニュートラルにすべきだと考える。
景気が悪いから、金融緩和するは理解出来るが必要以上にそれを行ってきたというのを普通に戻すというのは、人間の健康で言えば、疲れがあって、だるいから、ビタミン注射をというのはわかるが、余程の重症でないのに、点滴を打つようなものだ。
それも前日銀総裁においては自信満々に異次元の金融緩和という話で、人間で言うなら、倍の量の点滴をおこなったということだ。
人間の身体において、何年も倍の量の点滴を行っていいのか?ということを考えると、金融市場においても徐々に点滴の量を減らしていきましょう。
金利という「運動」をしましょう。という話です。
病気だから、「運動してはいけない」を続けていいのか?ということだ。運動しないと何が良くないのか?
今回の話でいうと少し散歩から始めて、ジョギングできるようにといったら、「そんなのしたら足が痛くなるやん。体がだるくなってもとにもどるやん」って言っているようなもの。
本当に健康になりたいと考えるなら仕方ない過程ではある。
どうしてこれほど、日本だけが大きく下げたのか?それはお金がだぶつき、それで株価があがっていた、また、素人の多くが参入しているので、先物やオプション、空売りをつかって下げたら、素人がビビッて投げるだろう。
そして、お金がだぶついているから、ボラティリティが高いだろうと考えた世界の金融機関が仕掛けたということだと思う。
その思惑に完全にはまったということだ。
ボラティリティが高くなるというのは、人間で例えるなら、デブで体重100KGの人の方が、簡単にダイエットで体重が減るというのと同じだ。
今回の暴落は本当に難しい。
ただ、それはそれで自分は勝つ必要があるので、どうすべきか?どうすべきだったのか?を考える必要はありそうだ。
次も数年後、数十年後にあるかもしれません。
これは素人である一個人が、面白おかしく書いた話です。
私自身の解釈ですので、人それぞれの解釈があり、考えがあるでしょう。
私はもう政府、日銀が決めたことをグタグタいう暇があったら、どうして今から儲けるか?を考えた方がいいと考えています。