昨日は何年ぶりかに野村証券の営業マンが来た。(いつも電話)

 

相変わらずの丁寧な対応。担当者が変わってもそれだけは変わりはない。

 

話を聞いていると「非上場株式のファンドを買わないか?」という話だった。

 

最近私は少しずつ売っているというのもあるのだろう。

 

売ったお金を・・・ということだ。

 

相場観や金利、為替などを話をしたが、私とは全くと言って違うように感じた。

 

日銀や財務省を「あまり賢くない」というような感じで言っていたが、私はそう思わない。

 

ただ、ここ10年ぐらいで滅茶苦茶になったということでなかなか身動きが取りにくいというものが本当で、頭ではある程度は理解できているように思うのだ。

 

ただ、あくまでも立場的な話を重視し、自分の立場では言えないなどで本心はわかりづらい。

 

上っ面だけを見ているように営業マンは見ているのではないか?と思った。

 

私は、営業ばかりを20年以上しているとそうなるのだろうし、そんな経済や金融のことを必死で考える時間が「野村証券の営業マンにあるのか?」とも思った。

 

経験からの意見だ。

 

そこで疑問に思ったことを営業マンが帰った後、少し調べたのだが、日銀の日本株の持ち高って「2020年度末時点で国内株式の最大保有者となり、国内上場株式の時価総額の約7%を握っています。2022年9月時点では、日本銀行のETF(上場投資信託)保有金額の合計は推計時価48兆円で、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の日本株投資額46兆円を抜いて、国内最大の日本株株主となっています。」ってことらしい。

 

何が疑問に思ったのか?というと日銀がどれくらいの金額の日本株式を持っているのか?ということだけでなく、それから推定される含み益だ。

 

ある雑誌では、金利を上げると日銀の国債が含み損になり、赤字に陥るという話が出ているが、本当にそんな単純な話なのか?ということと思う。

 

そして、今後一本調子で日本株が上がるようにいう方もいるが本当にそうだろうか?

 

日銀が冷やし玉として、株式を売却をしながら、マーケットにお金を供給し、一方で国債の買い入れを減らしていくことを続けるべきではないか?と思う。

 

GPIFは運用なのですべてを売ることはないだろう。しかし、日銀の持ち高に関してはかなり減らすことは可能と言えば可能なようにも思うのです。

 

その際には得られる益で、金利を正常化すべきなんだろうと思う。

 

これはあくまでも素人の妄想です。

 

野村証券の営業マンは一部の営業マンの間で為替は1ドル180円にもと言っているそうだが、私は否定的だ。

 

それは日本の経常収支が改善していることと金利を上昇させる、正確に言うと金利を正常化することしか長期的な政策はできないと考えられるので、円安は限定的だということだ。

 

これは住宅ローンなどの金利も上昇するので生活に困る方も増えるというが、円安が進みすぎて、物価があがり、低所得者すべてが苦しむというのはありえない。

 

日本の未来を考えた政策を日銀がしてくれることを願っている。今の自分の立場よりも日本の将来を重視し、一部の人、住宅ローン者、借金を抱えている人ばかりではなく、政策がもたらす円安ですべての人が困るというのは回避してもらいたい。

 

今日も朝から岸田文雄首相あてにメール 

昨日、今回最後の決算発表 

今日も株式を売却してます