NYダウが小幅反発の一方で、 S&P500、ナスダックは下落。NASDAQは年初来安値圏更新の10,426.19で115.91 (-1.10%)安となっています。
結構、NASDAQ、S&P500は調整してきているのでそろそろとは思いますが、それにしても弱い。
12日に9月の米卸売物価指数(PPI)、13日に米消費者物価指数(CPI)と重要なインフレ指標の発表を控え、様子見姿勢の強い相場展開。13日を過ぎると落ち着くということなのか??と思う。
VIX指数は33.63と高い値となっています。つまり、株式市場は不安定だということです。
また、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁が緊急国債購入を計画通り今週で終了することを表明したため、金融市場の混乱を警戒した売りがでた。
もしかしたら、イギリス発の金融パニックが起きる可能性があるという売りです。緊急での国債購入をやめると金利上昇を生むということです。
イギリスも日本と同様に直近、通貨安となっています。そしてどちらも貿易赤字が拡大した状態となっています。
EU離脱したイギリスにとってはここは正念場かもしれません。