初日は、4時間50分のフライトで、基本操作から上昇気流でコアに寄せる旋回、クルーズ中の姿勢管理・フラップの使い方、コース設定などの練習をしました。


今回使用しているグライダーは翼幅が26.5mあり、通常のグライダーの2倍近い長さがあります。姿勢のコントロールや舵の使い方に神経を使います。


グライダーは正面から風を受けて飛ぶのが一番効率がよく、斜めを向いていると抵抗が増えます。この斜めから風を受けていることを「すべり」といいます。


正面から風を受けているかを察知する装置は、「ひげ」と呼ばれるキャノピー(操縦席を覆っている透明なカバー)に貼り付けた毛糸なのですが、これがまっすぐだと正面から風を受けていると判断できます。

下がひげの写真です。


空飛ぶ企業再生士松田淳の企業再生ブログ-1

いつも、学生に教えているとき「すべりチェック」と言っていますが、今回のフライトでYさんから「すべりなおして」と何度も言われました。自分ではさほど気にならないレベルだったのですが、基準の違いを思い知らされました。このちょっとしたムダの積み重ねが1000km飛べるか否かの差になってくるのでしょう。


昨日は、座席の設定が今一で、途中腰が痛くなり、ラダーペダルも踏む足も踏ん張っていたので、今心地いい筋肉痛を感じてます。


次は体に負担のないフライトを心がけようと思います。この疲れやストレスの積み重ねも長時間フライトできるか否かの差になってきます。


私は、グライダーの座席はこんなもんで腰や足に痛みを感じながら飛ぶもんだと思っていましたが、Yさんはこの座席の設定もこだわっていて、「いかに楽に飛ぶか」を追及されていました。これも、現状を容認するのか理想を求めるのかという大きな考え方の違いだと認識されました。ホント学びが多いですね。


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今日は、条件が良さそうで7時間以上のフライトになると思うので楽しみです。



最後までお読みいただきありがとうございます。
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