1ヶ月近くブログ更新をやっていない間に夏休みをとりバリ島に行ってきました。
家族で今年の年初に立てた年間目標には8月の欄に「家族でハワイ旅行」と書いてあったのですが、家内の妹がバリ島で結婚式を挙げることになり、そのお祝いに行くためにハワイがバリに変更になりました。
私は、海外リゾートに行くのは生まれて初めてだったのですが、日本と違って湿度が低く、暑くてもカラッとしていて気持ちよかったです。
子供たちも喜んで、2歳の娘も「プール、プール」と言って1日中プールで遊んでいました。
まわりを見渡すと、プールで目一杯遊んでいるのは日本人ばかりで、欧米人はプールサイドで寝転がって優雅に本を読んで過ごしていました。
子供が大きくなったときには、そんな時間の過ごし方をしたいものだと思いました(今は子供と目一杯遊んでいるのが楽しいので)。
そんな調子でプールで遊んでいると事件が起こりました。
息子が「ウンチ出る」と言うのです。
息子の特徴は、遊びに夢中になるとトイレを忘れて、いつも「ウンチが出る」と言うのは本当にウンチが出る直前です。
フライパンの上のように熱くなったプールサイドを走り回ってトイレを探して駆け込んだのですが、時既に遅しでした。
息子といると時々あることで、むかしは一々腹を立てていましたが、最近はそんなことで腹を立てたりしません。
逆に、この経験を何かに活かせないかなと考えたりします。
すると、息子がこんなことを言いました。
「みんなには、ウンチもらしたこと言わないでね」
さすがに、小学校2年生にもなるとプライドも出てくるのでしょう。
プライドが出たのなら、行動も変えてもらいたいところです。
そこで、私も考えました。
「自分で水着洗ったらみんなには言わないよ」
息子は、水着を脱いでトイレの洗面台で洗い始めました。
こうやっておけば、もし次におなじようなことが起こっても自分で対処できるし、ウンチのついた水着を洗うことで次はおなじ失敗をしないようにと思ってくれればと考えました。
すると、息子がおもしろいことを言いました。
「ウンチは汚くないんだよ。一度自分が食べたものなんだから。」
これは、リーダーシップのテクニックでリフレーミングと言います。
フレーミングというのは、絵画を入れる額のことです。
絵画は入れる額によってイメージが大きく変わります。
おなじように、出来事や物ごとに対して、別の考え方をつけることによって新しい意味を与えるというものです。
たとえば、交通事故でケガをした人に対して、「よかったやん、人に迷惑かけなくて」とか「ケガぐらいで済んでよかったな」といったものです。
息子は、ウンチというマイナスなものに対して、「自分が一度食べた物だから汚くない」というプラスの意味を与えて、難なく水着を洗ってしまいました。
これでは、私の思惑の半分は達成されなかったのですが、息子のリフレーミングには感心しました。
ちなみに、私も息子がウンチもらしたときには、「愛する息子がしたウンチだからこのウンチも愛おしい」と自分自身にリフレーミングをかけてパンツを洗っていました。
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いかがだったでしょうか。
何かの気づきになれば幸いです。
人間は、このリフレーミングによって出来事の解釈を変えることができるのですが、その反応は大きく4つにわけられます。
明日は、【出来事に対する反応の4つのパターン】についてお話します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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