おはようございます。

 

信長塾の泉です。

 

タイトルに、えっ?と思われた方もおられるかもしれませんが、

 

信長塾飛騨高山支部の研究テーマでもある、日本のルーツ飛騨高山関連以来の久しぶりの考察?記事を少し書いてみようと思います。

 

 

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↑飛騨高山支部主催のイベントで登頂した霊峰・位山と山頂の天の岩戸、奥飛騨地方にはこの場所に天照大神(ヒルメムチノミコト)が埋葬されているという口伝が残る。

(撮影:泉)

 

タイトルにある、うずまきナルトとは、

 

著・岸本済史氏、集英社が発行する人気少年漫画の主人公です。

 

ご存じの方も多いかと思いますので、本作についての説明は割愛します。

 

主人公であるうずまきナルトを含めた登場人物の多くは、いわゆる忍者であり、

 

忍術を用いるのですが、彼らそのものの氏族や忍術の名前には日本神話をモチーフにした、

 

ネーミングが多く使われています。

 

うちは一族の、

 

・アマテラス=天照大神

・イザナギ=伊邪那岐尊

・コトアマツカミ=別天津神

 

はその代表例だと思いますが、

 

作中のラスボスでもある、

 

大筒木一族も、日本神話の中で実在する一族になります。

 

ちなみに、この大筒木一族ですが、岐阜と京都にもかなり関連がある一族です。

 

当時の京都は、洛中を除く広範囲を山城(ヤマシロ)と読んでいましたが、

 

その名称は山城国、綴喜郡(つづきぐん・現在の京田辺市)一帯を治めていた王である、山代之大筒木真若王(ヤマシロノオオツツキマワカノミコ)に由来しています。

 

そして、その山代之大筒木真若王こそが、神代・飛騨王朝の流れを汲むとされ、古代・岐阜にあったとされる岐阜王朝を開拓した日子坐王(ヒコイマスノミコト)の実子なのです。

 

日子坐王の陵墓は、信長塾もお馴染みですね。

 

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↑私も定期的に参拝する日子坐王の陵墓

(撮影:泉)

 

岐阜市は岩田にありますが、

 

私も定期的に参拝するようになり、6年近くなります。

 

これ、少し理論が飛躍しますが、

 

実は、1000年の王城の地である都・京都を築いたのは飛騨王朝⇒岐阜王朝の血筋であると考察することもできるのではないでしょうか。

 

ちなみに、何のご縁なのか?

 

私自身も、郡上八幡(飛騨地方)⇒岐阜⇒京田辺市(山城国綴喜郡)⇒京都、という流れで住んでいます。

 

さて、話を戻しますが、

 

タイトルにある、うずまきナルトと秦氏について。

 

秦氏は訓読みでは、ハタと読みますが音読みではシンとなります。

 

秦氏は一般的には渡来系とされており、その祖を辿れば秦の始皇帝だとも言われています。

 

さらに遡れば、当時は秦とローマ帝国は道がつながっており、当時の地図にはローマのことを、

大秦と表記しているものが多いことから、秦の始皇帝の秦はローマ人が築いたもの、であるという考察もあります。(私もこの考察をしています。始皇帝が初めて用いたとされる皇の字も白い王と書き、どこか白人=ローマ人を連想させます。)

 

さて、その秦氏とうずまきナルトがどう関係しているのか?という話なのですが、

 

あくまで私の考察の一つに過ぎないと前置きをした上で、話をしますね。

 

ご存じの方もおられるかと思いますが、

 

秦氏のゆかりの地といえば、現・京都市の太秦エリアなんですね。

 

そう、皆さんご存知、太秦映画村(うずまさ)のあるあの太秦です。

 

もうお気づきの方もおられるかと思いますが、太秦という時には秦(ハタ・シン)という字が含まれています。

 

これはつまり地政学的な視点でいえば、秦氏と無関係の地名ではないということです。

 

また、歴史的にみると、うずまさ=兎豆満佐であり、秦氏が朝廷から与えたられ姓の一つでもありました。

 

そして、秦氏には深草秦氏と葛野秦氏がありますが、その深草秦氏といえば全国にあるお稲荷さんの大本山・伏見稲荷大社を創建した氏族です。

 

お稲荷さんといえば、狐、ですよね。

 

もちろん、狐はお稲荷さんの主祭神ではなく、あくまで稲荷大神のお遣いです。

 

が、そのイメージを持つ日本人は非常に多いのではないでしょうか?

 

そして、うずまきナルトが自らの中に飼う化物も九尾の狐、ですね。

 

キャラデザでいえば、うずまきナルトの目は青色で、髪も金髪、どこかローマ人=秦氏を連想させます。

 

そいう意味で、岸本済史氏が秦氏をモチーフにうずまきナルトのデザインを行ったとの考察を持つのもあながち的外れではないように感じます。

 

もちろん、これらは既出の情報かもしれませんので、そうでしたら申し訳ないのですが。笑

 

私の妄想にお付き合いいただき、有難うございました。

 

しかしながら、このような考察、妄想から1つでも地元の歴史や地政学、伝承に興味を持っていただき、それを誰か1人でも伝えてもらえたならば、身近な観光誘致につながる地方創生です。

 

是非是非、身近なところから、地方創生を目指していきましょう!

 

そんな私が主宰する、地方創生を目指す起業家・経営者のコミュニティー信長塾は今月も岐阜と京都でイベント盛り沢山です。

 

是非一度お越しくださいね。

 

>>信長塾イベント情報はこちら。