4月から、京都と岐阜の二拠点居住をはじめました。
京都は人生で2番目に長く住んだ土地で有り、第二の故郷で、信長塾とは別にほぼプライベートなコミュニティーもあります。
ここでは、今回初めて語る何故二拠点居住にしたのか？について話をします。
もちろん、単純に拠点を増やすという戦略上の意味もありますが、それ以前に、私の気持ちの問題がありました。
赤裸々に話をしますので、読みたくない方はスルーしてください。
企業経営者、コミュニティーリーダーの方にはこの葛藤は賛同いただけるのではと思います。
以下、
当然ですが、コミュニティーは、運営者として人を繋げれば繋げるほど自分の人脈が流通していくことになります。
感謝されたり、自分が旗揚げしたプロジェクトでマッチングした方同士が意気投合してる姿を見るのが何よりのやり甲斐です。
ただ、繋げた相手の中には感謝や筋道どころか、あたかも最初から自分の人脈だと言わんばかりにSNS上でもリアルでも振る舞う方も一定数みえます。
地域活性化を謳う以上儲けでやってる訳ではないと公言してるので、マッチングなどの手数料は基本いただかないようにしています。
そこは私自身のポリシーですし、全く気にしていません。
ありがとう。
その一言が欲しいだけなんです。
そして、一年でも長く、コミュニティーメンバーとして一緒に地域を盛り上げる仲間であり続けて欲しい。
望むものは、本当にそれだけです。
ただ、
人脈を繋げた相手の何人かは感謝どころか、平気で不義理したり、保身や身勝手な理由でコミュニティーからもいなくなります。
結果元々の人脈ともギクシャクしてしまうことも少なからず発生して、実害が出ることもあります。
プロジェクトでは、自分で言い出したのに、途中で投げ出す人も想像以上に多いです。
そして投げ出すだけではなく、後を濁して居なくなるのです。
こちらは良かれと思い無償でマッチングしているので、すればするほど人脈が流通し、時間も取られる一方です。
これは人脈を商売にしてる方には信じられないことだと思います。
何故なら、自分の商品をタダで見返りなく配りまくってることに当たるからです。
利を得ようとする気持ちが1ミリでもあれば出来ない事業なのです。
僕は元々営業マンです、しかもゴリゴリの第一線でした。
会社員時代はトップセールスでしたし、独立してからも音に聞こえる実績は作ってきたつもりです。
だからこそ、功名心を抑えるにあたり、言葉で言い表しきれないくらいの葛藤と常に戦ってきました。
自分のことで精一杯の人にはこの気持ちは分からないと思います。
夢やビジョンを語るのも、口では何とでも言えます。
でも大言壮語するのではなく行動が伴っている人がどれほど居るのでしょうか？
一丁前の意見を吐く前に少しは周りに流されず自分の頭で考えてもらいたい。
そして気付けば、そんな人ばかり目についてしまうようになりました。
5年もやり続けてると、嫌でも人のダサいところ、街の醜いところが見えて来てしまいます。
コロナ禍もそれに拍車をかけました。
今回、初めて公言しますが正直「このままでは地元が嫌いになる」の一歩手前まできていたんです。
だから、今春から二拠点居住を始めて一定の距離を取るようにしました。
岐阜を好きで居続けられるようにです。
この心境に至ったのは、きっと、ある程度地元でやりきったからだと思います。
これからは他府県にもっと拠点を増やし、愛しているからこそ、岐阜を俯瞰したいと思います。
二拠点を始めてから、今までコミュニティー運営で疎かになっていた社業や、やりたかった先生業にも本腰を入れました。
今まで以上に忙しくなりましたが、事業としてはかなり好転し始めています。
ほとんどの人がそうであるように、
これからは、僕も地域活性化だけでなく、自己犠牲も程々に、、、
自分の好きなこと、ビジネスをもっとやるべきだと改めて感じました。
とりあえず、新たな生活を手に入れて3ヶ月が経ち今の心境を綴ってみました。
これからも、気持ちを新たに、コミュニティーの仲間と共に走り続けたいと思います。
ご精読、ありがとうございました。
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