無駄な市場調査とは | 将来起業したいと思っているが、何をやったらいいか迷っているあなたへ!

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●無駄な市場調査とは

こんにちは、松本泰二です。

市場調査の重要さをよくわかっている人は大勢いますが、
その方法を細かく説明できる人はあまりいません。

なぜなら、頭ではわかっていても行動に起こして
体験していないからです。



無駄な市場調査を行っている人はよく見ます。

だいたい狭い範囲で行われていることが多く、例えば、
奥さんに訊いてみたり、会社で隣の席に座っている同僚に
訊いたりしています。





この市場調査がなぜ無駄なのか?

この人たちは、その商品を求めていないからです。
ターゲットがそもそも間違っているんですね。




着つけのDVDを売りたいとしましょう。

あなたの奥さんが「自分で着物を着れるようになりたい。
でも、月謝がちょっと高めなので行こうかどうか判断がつか
ないでいる」という気持ちでいるならば、渡りに船です。

しかし、ただでさえ、着物離れが進んでいるなかで、そんな
人たちはあまりいないと思います。


その着つけに興味のない人たちに「どのような着つけDVD
なら買いたい?」と質問しても、「何でそんな質問、私に
するのかしら」と首をひねるだけです。





社長が徹夜で作った着つけDVDがあったとしましょう。

帯の結び方が簡単なものからやたら難しいものまで盛り
だくさんです。それを社長が自慢げに社員に披露したと
しましょう。

「すごいですねー」

といかにも社交辞令の返事が平たい音程で戻ってくるだけです。




上の人の作ったものに即NGが出せるほど、社員は無邪気では
ないのが一般的です。よって、これは無駄な市場調査といえます。

社長が全力をかけてDVDを作っても、その一生懸命はお客様
にはどうでもいいことです。「そんなDVDが欲しかった!」

とお客様に言わせることが大事なのです。



本当に市場調査をしなければいけない相手は、
「着つけの基礎から習いたいと思って、着物雑誌を
書店で立ち読みしたり、着つけ教室の月謝がいくらなのか
インターネットで調べている人たち」

になるんです。



つまり、売れる商品を作るためには、この「お客様の頭の中」
を徹底的に考えるということです。

私のセミナーではこの、「お客様の頭の中」の重要性は
毎回口を酸っぱくして教えています。






無駄な市場調査はやめましょう。

商品を手に入れるため、行動している人たちに焦点を
絞ってください。足場がしっかりしていれば、そこそこ
売れることが可能です。

ぜひ、「お客様の頭の中」を意識して市場調査し
事業に利用してみてください。







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