《昨日の自分を越えていく》
自分が苦手だと思っていたことが、誰かの役に立つ瞬間があって、そこに仕事の喜びを感じられるようになった。それが今の自分につながっている。
ひとつの作業を覚えるまで人の何倍も時間がかかった。単純なミスを繰り返して作業が遅くて周囲に迷惑をかけていた自分が嫌だった。
ずっと人と比較して、物事を勝ち負けで判断していた。負けたくない、あの人より自分は劣っている——そんな思いがいつも頭のどこかにあった。人に頼ることは、負けを認めることだと思っていたのかもしれない。
でも、本当は違っていた。
人と比べるよりも、今の自分にできることに向き合うこと。比較する相手は他人ではなく、過去の自分。昨日の自分を少しでも越えていく。そう思えるようになってから、入社してからの「できていること」に目を向けられるようになった。
私は何もしていなかったわけじゃない。不器用で、ペースはゆっくりでも、少しずつ前に進んでいた。その積み重ねに気づけた。
今経験していることは、未来できっと誰かの役に立つ。
仕事は一人では成り立たない。周囲の協力があるからこそ、目標に向かって歩いていける。

