‡月の雫‡

今夜あなたの部屋の窓を
1センチでいいので
開けておいてくれませんか

月の雫から抽出したインクで
あなたへ手紙を書いています

夜風に乗せて
あなたの部屋の窓に
届けたいのです

大切な想いを
メールでは
伝えられない
言葉の熱を

月光浴させた
特別な便箋と
嘘を書けない
月のインクで

今のあなたへ
想いを届けたい


ありがとうや
ごめんなさい

逢いたいとか
触れたいとか
愛してるとか

心の中から
溢れる感情を
素直に届けたい

満月の夜
どうかあなたに
想いが届きます様に


by.星


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元々、青春群像劇が大好きで、自分で書く小説もその類が多くあります。

ですが、現在進めている小説の下書きが恋愛モノを書いているせいか、散文詩を書こうとしても恋愛モードの脳内なのです(苦笑)

今まで、ズバリ恋愛!というモノは殆どなくて、ハッキリ愛を詩うより間接的な表現が多くありました。

ハッキリ愛を詩う…書いてみたものの、なんだかくすぐったく、ちょっと恥ずかしいですね(笑)