手話パフォーマンスって? | 手話通訳者を目指す

手話通訳者を目指す

仕事と育児に追われる母、妻、社会人の記録です。
不登校息子のことを綴っていましたが、自分の手話通訳への道を記します。

手話パフォーマンスのオンライン公演を見ました。

手話パフォーマンスって意味をあまり考えずに、かなり有名だから…ということで申し込みました。

でも、どうしても最後まで違和感が…。

MCが健聴とろうなのですが、ろうが話すのをもう一人のMCが話すというスタイル。
ろうの表現が分かりにくいと、通訳という立場をさっと変えて、「どういう意味?」って聞いちゃう。また、健聴(通訳)は話しながら手話をするので「通じてるのかなぁ」と。

また、手話歌ばかりなのですが、「パフォーマンス」というには、どうなのか…。歌の情景や思いを美しい手話で表現するなら「パフォーマンス」だと思いますが、歌の歌詞に手話がついてるだけ…

健聴者が手話に興味をもったり、少し学んだ人が、読み取り練習用に、というなら充分ですが、
ろう者のためのパフォーマンスとはいえない気がしました。
「そういうコンセプトでは、ありません」と言われてしまえば、「そうですか」としか言いようがありませんが。

以前、別の手話ミュージカルも見ましたが、これもイマイチな表現で残念でした。

手話を芸術としてろう、健聴関係なく楽しめるものって…すごく難しいなと思いました。

*あくまで私感です。