私は、新しい世界への扉を開いてしまったようだ…。


というか、世の中にはまだまだ知らないことが沢山あるんだと実感した。




何だ何だと思うかもしれないが、


今回は新たな鍼治療へ行ってきたので

そのレポート&感想を記録しておく。




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まず、


中国鍼の通院をお休みしてから


自力で出来る事(岩盤浴・マッサージ・筋トレ・温め・美容ローラー…等々)を頑張ってきた。



真面目に行えば、顔のコリや固さが取れる。



しかし

緊張やストレスを感じるたび、毎朝起きるたび、簡単にリセットされるのだ。



顔の柔らかさや動きやすさが持続しない。


毎日毎日いたちごっこで


完治という目標に全然進まない。




新しく口角が動くようになれば良いのに、と思いながらも

自力では現状を維持するので精一杯。



セルフケアの限界を感じ、モチベーションが下がっていた。




目星をつけていた中国鍼にもなかなか行けず、

ヤキモキしていた時


会社の同僚から面白い情報を得た。




『ルート鍼』『ルート治療』

という鍼治療があるらしい。




とにかくすっっごいから調べてみなよ、と言われ


検索してみたところ……



本当に凄かった。




何が凄いって、その画力だ。

恐ろしい程の鍼の量を、ここまで刺すのかと言う程に刺しまくる。


しかも鍼が太い。



特に顔やおでこに刺している人の画像は、衝撃。



毛穴の1つ1つに刺してます?

息してます?

と心配になる。



ぱっと見、一瞬で「あー自分は無理だな」と思った。




グロいなーと思いながらも調査をすると



『コリや痛みのある筋肉に傷をつけ、その傷を治そうとする力で血行を促進させ、治癒力を高める。』とあった。


それを繰り返してコリを抹消していく。



簡単に言うと、免疫細胞を強制的に活性化させるという事。


勿論、痛みも伴うと。




荒治療やないかい!


不安しかない。



サイヤ人が死に直面する度に

身体能力が上がり、

パワーアップしていくようなものだろうか。






賛否両論あるだろうと感じた。





ただ、モチベーションが下がりまくって

刺激を欲していた私は


思いきって体験してみる事にした。





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下記閲覧注意

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ジャン

(色が無い方がマシだったのであえてモノクロ)


気持ち悪くてごめんなさい。



でも凄いだろう。


頬骨あたりなんて、もう猫。


劇団四季のキャッツに出れそう。





先生には、顔面神経麻痺の経過を伝えてある。



とにかく顔の動きにくさ、重さ、厚さが気になると。

何とかしてほしいと懇願した。




私が気になっている顔の厚さと言うのは

伝えるのが難しい。



麻痺していない側は

薄い使い捨てのペラペラした手袋を貼りつけているが


麻痺側(左)は

野球のグローブが貼りついているイメージだ。



一応動くけど、重くて力を入れないと動きにくいのだ。






先生は理解してくれて、ズブズブ刺し始めた。



痛みはある。痛い。


けれど輪ゴムでバチンバチン弾かれている位だった。


今までの中国鍼のグリグリ刺し込まれる方が、よっぽど痛い。




もしかしたら私も知らぬ間に


スーパーサイヤ人並に痛みに強い身体に進化しているのかもしれないが。





そして、ビックリした事がある。




刺して間もなく、頬っぺたの筋肉が全体的に

勝手にビクビク動き始めたのだ。


電気を流している訳でも無いのに。



大量の魚が水揚げされて、ビチビチしているような……

カエルの大合唱というか……



うまく表現ができない…汗




そして頬っぺたもおでこも、外にグイグイ引っ張られるような感覚があった。


頬っぺた全体が鷲掴みにされているような時間が続き、熱くてジンジンしていた。




意図もせず勝手に笑っちゃいそうな感覚だったので、

先生に伝えると


「筋肉が喜んでいますね!」


と答えていた。



……なかやまきんに君かな?





ちなみに頭にもブッスリ



頭はなぜか気持ち良かったなぁ。


髪の毛生えてきそうな刺激感。





全部刺し終えたら、数分置き……



一気に抜いていく。




これがまた大変!




本数が多いってのもあるが、


筋肉が鍼に吸い付いているのかと思う程、抜き辛そうだった。


引っ張られる度に、私の脳内では

『ブチン』『ブチン』という音が再生されていた。




そして出血もある。




頬から耳下腺にかけて伝う感覚、枕にも少し垂れていた。


こりゃもはや事件ですよ。

ケガと一緒じゃないか?





鍼の世界では「瘀血(おけつ)」と言うそうな。


コリが強く悪い部分程、瘀血(おけつ = 余計な血 )が溜まっていた証拠とな。



中国鍼でも時々出血はあった。



が、非じゃねぇぞ。





終わってみたら、顔がイチゴのようだった。


穴ぽこ開いたかな?ってくらい。



人に会う前には絶対出来ない治療だ。





ただ、ブチンブチンと抜かれると

スーっと気持ちが良かったのだ。



岩盤浴(サウナとか)から出たような爽快感。



先生によると、


「メントールを塗ってるように感じる」


と表現する人もいるそうだ。





そして大事な効果について。




細胞が修復するまでに時間がかかる事から、

3~4日かけてゆっくり症状が改善されていくそう。



そう聞かされていたが、

私は終わった直後から顔の厚みが1枚薄くなったように感じた。



玉ねぎの1番上の皮を剥いたような。

実感できる位。




そう、ちょっと軽くなったのだ。



顔面神経麻痺の人と、

普通の腰痛、肩こりで受ける人とでは、


施術の場所にもよるだろうし

改善の感じ方が違うのは当然かもしれない。




顔はイチゴみたいになっているが、不思議な爽快感。



ちなみにイチゴちゃんと言えるような可愛いもんではない。


拭き取れなかった血の残りもあり、イチゴの化け物だ。





しかし


「来週も予約しよう」


すぐにそう思った。





途中、出血の多さに


「事件だ!ヤバいよヤバいよ」

と焦ったが


終わった今では、良い意味での


「ヤバい治療だ…」


に変換された。




頭と顔がカッカしたまま帰宅し、

6時間程経った後に鏡を見たら


すっかり赤みも消えてキレイになっていた。




昼過ぎに治療を受けたのだが

夜はもの凄く体がダル重くなり、ダウン。



好転反応ってやつだろうが、けっこう強くきたようだ。





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そして治療から1日経った今日。



顔の軽さは継続している。

内出血やアザも出来ていなかった。


良いじゃないの!



更に続けたらどうなるのか、楽しみだ。

楽になるかもしれない。





これ、中国鍼と同じように

人によって合う合わないが分かりやすそう。




強刺激なのは間違いないので、


私のように1年近く長々と麻痺が改善しない人や


回復に停滞期が続いているような人向けだろう。



そして、けっこうな覚悟が必要だ。

(金額じゃなく、気持ちの方で)



金額的には、治療院にもよるだろうが

一般的な鍼治療とあまり変わらないところが多いのでは。



私以外の写真が気になる人は


『ルート鍼』や『ルート治療』で画像検索をしてみてほしい。




衝撃画像がわんさか出てくるので

ある意味楽しいと思う。



そして、一見鍼治療なんて関係なさそうな

あらゆる病気にも対応しているらしい。

(詳しく理解していないので割愛)





早速次の予約をしたので、


今後も良い変化があれば、報告していきたいと思う。