今月もお読みいただきありがとうございます。

 

WBC(ワールドベースボールクラシック)は素晴らしい結果で終わり、わが国に多くの喜びをもたらしてくれた。特に大谷選手の立ち居振る舞いは、世界中にベースボールファンを確実に増やしたようだ。

米フォーブス誌によれば、今年の彼の予想年収が85億円になるとのことだが、素晴らしいことである。

 

WBCで日本中が盛り上がっている中、不気味な足音が聞こえ始めた。それは、アメリカでは3月10日にシリコンバレー銀行が経営破綻し、続いて12日にシグネチャー銀行も破綻した。他にもいくつかの中小の銀行が破綻した模様だが、いずれも急激なインフレ抑制のための利上げが債券の損失を招いて経営を圧迫したということだが、それに端を発して、急に莫大な預金引き出しが行われたスイスのクレディ・スイスも経営が危うくなり、ここが潰れるとリーマンショック以上の最悪規模のクライシスになりかねないということで、同行が急遽UBSに買収されるというドタバタ劇があった。

金の価格は史上最高値を付け、世界の株式市場は、銀行株を中心に値を下げ続けたが、アメリカが経営破綻した銀行の預金を全額保証すると発表してから、この記事を書いている時点では株式市場はいくらか落ち着きを取り戻しつつある。

 

しばらくは大丈夫かも知れないが、しかし私はまだ油断できないと考える。アメリカもわが国も資金供給をするために国債を発行したり紙幣を印刷しているが、これはいわゆる国の借金をどんどん増やしているだけで、BS上は実に異常なアンバランスな状況だと言える。特にコロナでの給付がその追い打ちをかけた(それは必要だったのだけれど)。アメリカでは、これ以上の債務を増やさないように法律で限度額が設けられているらしいが、その上限に達しそうになると議会の承認の下、限度額を法的に変更する決議が行われる。

しかし、これもいつまでも続くとは思えない。いつか、恐らく近い将来に法案が通らなくなって破綻するのではないだろうかと危惧している。

もしアメリカ国債がデフォルトすれば、わが国をはじめアメリカ国債を多く保有する国や企業も危うくなる。わが国も恐らく共倒れになると思われる。

いやなことを書いてしまったが、冷静に考えていただきたい。米国のことは差し置いたとして、では少なくともわが国の年々膨らみ続ける債務はいったいどのような道筋で解消されてゆくのか?今年度は防衛予算が突出しているのだ。

 

気学では金融などは七赤金星で観るが、今年の七赤は艮宮という運気の変わり目におり、来年2024年は離宮、再来年2025年がいよいよ坎宮という運気の底に入る。その翌年からは新たな運気が始まるが生みの苦しみの年。話を戻すと、離宮は前厄で、坎宮が本厄。離宮は火の象で、例えればろうそくの灯が消える前にボウっと一瞬燃え上がる火であり、その翌年の坎宮には、坎宮は水の象だから火は消えてしまう。

恐らくその坎宮2025年が一番苦しいので、気学ではその年をデフォルトの可能性が高いと観るが、そんなに悠長に構えていたら、DS勢力によって意図的にデフォルトが早められる可能性もある。

不安を煽る訳では決してないが、あくまでもご自身の判断、意思で、早いうちに資産を守るようになさった方が良いかも知れない。

 

一方で、中国の習近平国家主席は虎視眈々と、中東の敵対するサウジとイランの仲介をして国交を正常化させたり、ロシアのプーチン大統領との連携を深めたり、台湾と国交がある国を大量の資金援助で抱き込んで台湾と断交させ、台湾を孤立させようと図ったりしている。

つまり、近い将来、台湾が根負けして中国へ併合するか、或いは台湾併合のための戦争を西側と開戦するための足場を固めているように思える。当然に後者だろう。

台湾もわが国も外務大臣を中国へ送って、そうならないように懸命に努めておられるが…。

 

また、トランプ前大統領が「自分だったら第三次世界大戦を防げる」と演説した途端に、不倫相手の賠償の件か何かは知らないが、逮捕状が出て拘束し出馬させないようにする(執筆時点で、逮捕状の発行が延期になったと聞くが…)。

(トランプ前大統領が述べたDS)闇の勢力は、どちらが先かは知らないが、第三次世界大戦を無理やり引き起こさせ、アメリカやわが国をデフォルトに追い込み、世界を大混乱に陥れようと画策しているように思えてならない。

少なくとも戦争を起こさせてはならない。

 

我々は自分たちの身を守りつつ、できればそういうことが起こらないように願いながら、自分たちでしっかりした判断をせねばならない。そういう時期に差し掛かっているのではないか。そう思います。

長くなったので振り返りは省略します。

 

 

さて、今月の見通しです。

【天候】比較的、雨が多く、昼間との寒暖差が大きい。朝晩は冷えるので、地域によっては遅霜に注意が必要だ。そして濃霧や雷。また風が強いと出ているので、暴風の日もありそう。引き続き、地震や火山噴火などの地殻変動にも留意されたい。

【その他全般】航空機・鉄道・船舶の事故。高速道路の多重事故。貿易の不振(輸入・輸出ともに振るわない)。月盤北西暗剣殺であり、中国の動きが不気味に映る。中国が動くときは急である。今月はアメリカの対応が遅いと出ているので、そういう争うような事態に陥らないように極力対話に務めることが大切。大物や人の上に立つ人(立った人)、(元)スポーツ選手の引退。かつて人の上に立った大物、少し個性が強いが存在感のある人物やスポーツ選手(元・現役とも)の訃報。4月18日から土用に入るが、確かこの年盤と月盤の組み合わせの月の土用の期間に、JR福知山線脱線事故が起こったと記憶する。あのような理不尽な事故が二度と起こらぬよう、なお一層の注意力と使命感を抱いて臨んでいただきたい。

 

 

次に九星ごとの運勢です。

1月1日から節分の間に生まれた方は、前年の九星をご覧ください。また18歳未満の人は生まれ月の九星をご覧ください。

 

一白水星(昭和11年・20年・29年・38年・47年・56年・平成2年・平成11生まれ)

吉神の加護があり、仕事にも勢いよく臨むが、予定変更や行き詰まることがあってスムーズには行かないものの、粘り強く取り組むと良い結果を生むだろう。若い人に援けられることもある。

吉方位:無

健康:腰痛、肩こり、関節痛。頭痛。

 

ニ黒土星(昭和10年・19年・28年・37年・46年・55年・64年平成元年・平成10生まれ)

吉神の加護があり、頭は冴えるも体調が優れずに、ついイライラしてしまいそう。争わず、離を考えず、ものごとはゆっくりと進捗して行くので気長に取り組みたい。或いは、簡単なことからさっさとやり終えよ!

吉方位:無

健康:冷えからくる病気。頭痛、血圧。

 

三碧木星(昭和9年・18年・27年・36年・45年・54年・63年・平成9年生まれ)

新たな取引や出会いが始まったり、誠実に取り組み、人に親切に対応するも、結果は思うように行かず、逆に裏切られたり、信頼を失ったりしやすい。やり方が間違っていなければ心の中で胸を張れ!

吉方位:無

健康:泌尿器系。冷え。腸。足。

 

四緑木星(昭和8年・17年・26年・35年・44年・53年・62年・平成8生まれ)

元気活発な宮に入るものの、誰も手を付けないような課題に取り組んだり、人によっては老人の世話に追われたり、地道に取り組まねばならないが億劫になったりして、どうも捗らない。でもサボれば途端に事態は悪化するので、注意。

吉方位:南西

健康:痙攣性。胃腸。足。

 

五黄土星(昭和7年・16年・25年・34年・43年・52年・61年・平成7年・16年生まれ)

焦ったり、迷ってしまい、結果的に連絡を怠ったり、或いは遅れてしまい、それが事態をさらに悪化させてしまいそう。口の禍もあるし、悪い評判も立つ。愚痴を言うと発展性を失う。詐欺にも注意。

吉方位:北・北東

健康:風邪。コロナ。腸。花粉症。アレルギー。

 

六白金星(昭和6年・15年・24年・33年・42年・51年・60年・平成6年・15年生まれ)

事態がゆっくりとしか進展せず、或いは組織的に意思決定が遅れるなどの問題点が露呈する。組織が機能するように改革を推し進めたり、仲間の応援を得て迅速な対応ができるよう打開に成功する。

吉方位:南

健康:風邪。腸。睡眠不足。

 

七赤金星(昭和5年・14年・23年・32年・41年・50年・59年・平成5年・14年生まれ)

自分の判断に支障があるのに、正しいと思い込んで意固地になったり、人との意見の相違にも頑なになって争ってしまい、つまらない事件や事故を引き起こしたりする。目上から叱られたり、場合によっては警察沙汰もあるので注意。

吉方位:南

健康:交通事故。骨折。心臓。

 

八白土星(昭和4年・13年・22年・31年・40年・49年・58年・平成4年・13年生まれ)

気力体力が若干衰えるものの、決断力もあるが、安請け合いをすると約束を守れず、期待を裏切ることになる。或いは、やるべきことをきちんとこなしても裏切られる場合もある。浪費に注意。

吉方位:北東

健康:肺。食当たり。心臓。

 

九紫火星(昭和3年・12年・21年・30年・39年・48年・57年・平成3年・12年生まれ)

疲れが関節にたまり気力体力が減退気味。早めにマッサージでほぐすこと。多少、気分的には浪費気味であるが、だらけず、仕事は地道に誠実にこなすと、思わぬ良い成果を上げることができる。

吉方位:東

健康:腰痛、肩こり、関節痛。消化不良。

 

以上です。