今日もお読みいただき、ありがとうございます。


少し固い内容のお話しをさせていただきますね。


今日の日経朝刊一面に、日航の新旧分轄申請の記事が掲載されていました。

このままの経営を続ければ、来年、債務超過に陥るのは必至との観測から、新旧の分轄とは、現在の事業の内、経営を圧迫している不採算の部分を分轄した旧会社へ譲渡(押し込め)して公的資金の投入等で清算処理し、新会社には利益が出ている部分だけを残して事業を継続させるといった手法(アメリカのGMの採った手法)なのですが、懸命な判断だとある程度の評価をしたいと思います。


航空事業は、気学では四緑木星で観ます。

今年は、四緑木星は離宮(リキュウ)で暗剣殺という不安定な状況であり、暗剣殺の影響から航空機事故が頻繁に発生しています。そのように事故は目立ちますが、実は経営も困難な状況を迎えていることは、想像に難くないのです。しかも昨年のリーマンの破綻からの一気の不況が売上を押し下げています。

四緑木星は来年2010年には、坎宮(カンキュウ)といって陰極の位置にきます。この位置にくると、相当に経営は厳しい。放っておくと、経済に大打撃を与えるような破綻もあり得ます。それを見越して、今からその方向に動くことは賢明でしょう。


これは四緑木星が表わす業態の全てに言えます。

大なり小なりの規模の違いはあっても、来年の経営は厳しい。

商社、運送、船舶、呉服、材木、大工。

それと忘れてはならない郵政事業も四緑木星です。これも、来年以降どのような展開を見せるのか、注目したいですね。


それら四緑木星の事業は、2011年には更なるテコ入れがなされ、それが功を奏した企業は2012年と2013年には恐らく輝かしく復活することになるでしょう。


未来は流動的です。

明日の自分たちのために、今日からできる変化には、積極的に取り組みたい。

企業だけでなく、その何倍も一人ひとりの人生は大切です。

人生には、圧倒的にうまく行かないことの方が多い。

でも、失敗という貴重な経験が、必ず次の成功に結びつくものです。

そのための貴重な体験。

だから、何度も後悔することがないよう、真剣に自分と向き合いたい。

そういう変われる勇気を持ちたい。自分をより良く変えて行く勇気を持ちたい。

そして、自分が信念を持てるように、自身を変化させる。

あなたの周りの状況は変化しても、あなたという存在、あなたの心は、決してブレない。

そんな一人ひとりでありたいと思います。