今日もお読みいただき、ありがとうございます。
団扇（ｳﾁﾜ）と扇子（ｾﾝｽ）。
どちらも扇いで風を起こしますよね。
風を起こす、風が吹く、という象意は四緑木星です。
追い風が吹く、順風満帆という言葉がありますが、三碧の進出・発展の
気を受けて、四緑で信用をつけ、ものごとの完成をみる。
そのような意味があります。
団扇は四緑木星に分類されますが、一方の扇子は八白土星です。
どちらも風を起こすのですから最初に書いた四緑木星では？
実は、扇子は扇ぐときは広げますが、コンパクトに折りたたみますでしょう？
そのときの折りたたんだ形が八白土星なのです。
折り目が重なって見えますでしょう？つまり重なっている状態です。
それが八白に分類される所以（ﾕｴﾝ）です。
八白土星は変化を表わします。話している最中に、話題を変えたい、
流れを変えたいと感じたときに、無意識に扇子を広げて扇ぎ始める。
それが八白の象意そのものです。
団扇だとそうは行きませんよね。見た目にも、ただ暑いから扇いでいるだけ。
コジツケのように思われるかも知れませんが、人の行動をよく観察して
みると、話題を変えたいときに、扇子を広げて扇ぐ人は多いです。
最近は、コギャルたちの間で扇子を持つのが流行っているようです。
落語家やおじさんが持っている扇子ではなくて、色や模様が
鮮やかで、素材も全然違う。扇の要の部分にストラップが付けられる
ようになっている。
扇を示す八白土星には300倍の勢いのある星がついています。
それに中宮：九紫火星の示すラメ
やキラキラ光る模様を散りばめると
今風のカワユスな扇になるのでしょう。
来年は、その傾向がもっと強くなって、扇も変化して行きます。
コギャルたちによって、どのような風が起きるのか、
密かに観察したいと思っている今日この頃です。
では、今日も皆様に幸せなエネルギーが怒涛の如く降り注ぎますように。