今日もお読みいただき、ありがとうございます。
赤塚不二夫さんの代表作「天才!バカボン」の、バカボンのパパの口癖。
「これでいいのだ」
心理学を勉強して、このことばの凄さに気付いた。深さに圧倒された。
人生で何度もつまずいて、また起き上がり、そしてまたつまずく。
自分はこんなはずじゃない、もっと出来るはずだ。
何故、周囲は自分の努力を認めてくれないんだろう。
何故、肝心なときにミスをしてしまうのだろう。
やがて、こんな自分のことは認めたくないと、知らぬ間に自分自身を責めてしまっている。
それが、また次のつまずきを生んでしまう。
そして、ますます自分のことが認められなくなる。
そんな経験はないだろうか?
これでいいのだ。
一度、そんな自分を許してやろう。自分のことを、一度、自分が認めてやろう。
ミスは誰でも経験する。失敗は貴重な経験だったはずだ。
そうして、自分の考え方の癖や思い込みを、ゆっくりと理解しよう。
そこから、新たに自分を変える練習をスタートさせればいい。
自分を変えていくには、自分の嫌な部分を直視しなければならないときがある。
「これでいいのだ」は、本当はこれではよくないという気持ちの裏返しだ。
でも、これから這い上がるときには、たった一度、
これでいいのだと自分を許してあげよう。
素晴らしい幸運のエネルギーが、多くの人々に降り注ぎますように。