今日もお読みいただき、ありがとうございます。

今年の途中からこのブログを始めたので、今頃になって書くのは気が引けるんだけれども、

今年の三大吉星は

大歳星生方:二黒土星

大歳星旺方:三碧木星

大歳星墓方:八白土星

となっている。それぞれの星を簡単に説明しよう。

時代を牽引している三碧木星の象意は、青年・音楽・発明・発展・虚・繁盛・正直・・等。

脚光を浴びる二黒土星の象意は、農業・古いもの・国土・粉末・誠実・・等。

終わり行くものを表わす八白土星の象意は、相続・旅館・橋・ビル・山・年金・強欲・・等。


例えば、音楽。

三碧の音楽と二黒の古いものの組合せで、

今年は「クラシック音楽」を耳にする機会が随分と増えている。

盲目のピアニスト辻井伸行さんがバン・クライバーン・コンクールでグランプリを獲ったことも影響しているかもしれない。

また、昔流行ったもののリメイクやリバイバル作品といえば、ビートルズのCDが人気を博している。これも三碧の音楽と、二黒の古いものの組合せだ。


辻井伸行さんのラフマニノフのピアノコンチェルト2番はいつか聴いてみたいが、

フジトはラフマニノフでは3番の方が好きだ。

ラフマニノフは一時、神経衰弱に陥り、今で言うカウンセリング治療を受けて快復し、

先の2番のコンチェルトを書いた。その時の治療の暗示が「あなたはきっと素晴らしい曲を

作り、世に出す」といった内容だったと記憶するが、もう中学生の頃の知識で定かではない

が、催眠術かセラピーか知らないが、その時に暗示の力は凄いと感じたし、それが

今の心理学の勉強にもつながったのかも知れない。

確かに第2番は素晴らしいが、ほとばしるような感情の表出は、やはり第3番の方が

自由な形式で書かれている分だけ優れているし、ラフマニノフらしさが出ていると

密かに思っているのだ。


意図した内容とは随分懸け離れたブログになってしまった。

今日は、フジト夫妻の結婚記念日だった。

二人とも、ラフマニノフは大好きだ。

今こうしてここにあることに感謝したい。