昨年、大谷翔平氏はエンゼルスを退団し、ドジャースへ移籍しました。

エンゼルスの本拠地から移籍先のドジャースの方位は北西に該当します。

昨年の「北西」には「五黄殺」という強い凶が巡っていましたので、方位学上では非常に悪い環境の方位の地へ移籍したことが考察できます。

 

北西の象意には「組織、企業、社長、執行、威厳、権威、支援、金融、資金、投資、投機、裁判、査察、警察、闘争、運動、球技、球体」などが存在し、これらの象意が悪い要因となって人生や環境に干渉してきます。

 

また、昨年の北西の対中の「南東」には「三碧木気の暗剣殺」が巡っています。

三碧木気と南東の象意には「進展、発達、発育、発信、成長、公開、発覚、露呈、暴露、虚偽、噂、評判、宣伝、音、振動、震撼、信頼、信用、縁談、謙遜、通信、遠方」などが存在します。

対中は意志や行動に影響を与えますので、これらの象意が自身の示す意志や行動に対して、悪い要因となって転じて発現しやすくなります。

 

ちなみに史上初の韓国開催となったメジャー開幕戦ですが、韓国はドジャースの本拠地から見て北西方位に該当し、3月節の北西には「五黄殺」が巡っています。これもまた昨年のエンゼルスの本拠地から移籍先のドジャースの北西の「五黄殺」と重なります。

悪い方位の影響を受けると、同じような悪い環境(同類の凶)となる方位へ向かったり、引き寄せられたりする傾向が多々あります。

また、方位の影響は、行こうとする方位に意志が向くようになるだけでも、その方位の象意が発現しやすくなります。

おそらく移籍前からこような前兆があったのかもしれません。

もしかしたら、これらの要因が移籍する意識に向かわせたのか、向かわせられたのかもしれません。

 

方位の影響は、吉凶問わずおよそ3日目、7日目前後に発現し始める傾向があります。

大谷氏が韓国に3月15日に到着してから、本日、3月21日に大谷氏の通訳の方がスポーツ賭博に関与した問題と大谷氏の口座から多額の資金が盗まれていたという問題が発覚しました。

これにより大谷氏が公私ともに信頼していた通訳の方は解雇されたようです。

 

方位(環境)の吉凶の発現は、距離や環境の変化が大きいほどとてもストレートに強く現れます。

この先、大谷氏は上記で述べたような象意が、自身の人生に望まない要因となって干渉してくるかもしれませんが…

自身の意志に従って望んで歩んだ環境(方位)ならば、大谷氏なら強いポジティブな意志で良い環境(方位)へ向かうように修正ができるはずです。

人生は栄枯盛衰を繰り返すものです。永遠に幸に満たされることはなく、何事も満つれば虧くるものです。

苦の果てに幸は訪れるものですから、この苦を糧にして邁進し頑張って乗り越えて頂きたいものです。