2019年2月節(2月4日~3月5日迄)の本命星「六白金星の人」の運勢について、簡易的ではありますが以下に私なりの見解を踏まえて運勢を判断致します。

この運勢判断の内容は月々に定められた期間の終始に急に切替わるものではなく、過去の因果関係と連なって、その月毎の筋目前後に発現してくるものです。この運勢判断の内容に当てはまるような事柄などがあれば、この運勢判断を巧く活用して人生の糧にして頂ければ幸いです。

■6白金星の人

2019年度で、25歳/34歳/43歳/52歳/61歳/70歳/79歳/88歳、以降9歳足したごとの年齢になる方です。但し、誕生日が2019年1月1日~2月3日迄の方は、前年の九星「7赤金星」が本命星となりますので「七赤金星の人の運勢」をご参照下さい。

※参考記事:6白金星の人の吉方位

 

■2019年度の運勢

本年度の6白金星は、東に廻坐しているため、これから運気が上向いていく年となります。本年は何事も積極的、行動的となり発想力、創造力に満ち溢れ才能や能力が覚醒したり人生の目的が明確になってきたりします。東方の祐気(吉)を保有している方は、さらに物事がスムーズに進展していきますので、本年は積極的に行動すると良いでしょう。但し、過去に移転などにより剋気(凶)を保有している方は、口が禍の元となったり、嘘偽りが多くなり、そのことで評判や評価を落としたり嫌な噂が流れたり、性急になりすぎて大きな失敗を招いたりするような事もあるかもしれませんので、日頃の行動や言動にはよく注視して下さい。 

また本年は、隠された事実が発覚したり、音信不通だった人から連絡があったり、無くしたものが見つかったりと、何かに気付いたりと、何かと驚き多き年となりそうです。又、人に知られてはいけない事や、嘘や罪を犯しているような事があれば、その事が発覚したり、事実が明らかになったりしてトラブルになることもあります。

お天道様が見ているという言葉のように、本年は嘘偽りなく正直に生きた方が運勢も良好となるでしょう。

尚、本年は異性との交際から恋愛関係に発展するようなことがありますが、二心を抱きやすく二股関係に陥るような禍も見受けられます。本年は本命星が「東方」に廻座していますので、罪や禍となる行為は必ず露見されて失態や別れ争い事に発展し後悔を招くことになりますので、本年は異性と付き合う場合は不埒なことは考えないことです。

東方には、成長を促し気に活力を与える作用があります。故に本命星が東方に廻坐し、過去に東方を吉方として用いていれば、本年は気力に満ち溢れ積極的に前進し物事に取組んだり、目的が明確になったり、才能や能力が覚醒されていくようになります。逆に東方を凶として用いた場合は、能力や才能の成長は止み、気力が衰退し消極的となり倦怠感に悩まされるようになります。本命星が東方に廻座すれば運気や気力が上向くものですが、もし凶の作用のような状態に陥るような事があれば過去に東方を凶として用いていることが考えれますので、東方が吉方となる時期にご旅行や移転をされると良いでしょう。

 

■他動的運勢

本月は、震宮の9紫火気に被同会していますので、自らの意志や行動によらない他動的から来る運勢がよろしくありません。尚、以下のような事象が発現しやくすくなる月となりますので予めこの内容を事前に踏まえながらよく注視して対処するように心掛けて下さい。但し、過去に吉方として、南方位の祐気を用いた場合、これらの禍事は抑制されます。

  • 自身にとって大切な人や関わりの深い人との別れが訪れたりし動揺する。
  • 二心など浮気心を抱きやすく、二頭追えば一頭も得ずという結果に至る。
  • 仕事を辞めるようなことや家を離れるような事情が起きる。
  • 契約、調印事でおもわぬトラブルが生じたり、保証人を頼まれ後日の禍となる。
  • 先を読む判断を誤り失態や失敗を招き世間に知れ渡る。
  • 何かと苛立ちを感じやすく、性急に物事を進め裏目となる。
  • 若者と揉め事や争い事が起きたりする。
  • 火による事故や怪我、または火事を起こしやすい。
  • 高い場所や尖った物や形状をしたもので、事故や怪我が起きやすい。
  • 裁判所、税務署、警察署などから査察や検閲が入るような事が起こる。
  • 過去に罪や過ちがあれば、それらが露呈露見して地位や名誉を失う事がある。

尚、被同会する9紫火気の象意には「離別、決別、離婚、別居、引越、家出、離職、二心、二番目、復縁、復帰、復職、発明、発見、華麗なもの、名誉、地位、争闘、勝負事、裁判訴訟、警察、高所、先端が尖った物、火、薬品、2と7の数、赤色紫色系、9紫火星の人」などがあり、このような事柄において、何かしら見たり触れたり感じたり関与してくるようなことが起こりやすい月ですが、本月は事の成行きがよくないので気になっても関与しないことです。関われば何か問題ごとが明るみになったり争い事などが生じたりして損失を被ったり、事故や怪我に遭ったり引き起こしたり、地位や名誉を失うこともあるかもしれませんので、よく注視して対処することが肝要です。

 

■自発的運勢

本月は、離宮の3碧木気に同会しますので、自らの意志や行動による運勢がよろしくありません。尚、以下のような事柄に関心事が強くなり自発的に着手するようなことが起きやすくなりますが、本月はこれらの事柄に於ける自らの意志や行動は控えることが肝要です。但し、過去に吉方として、東方位の祐気を用いた場合、これらの禍事は抑制されます。

  • 隠蔽しようとすれば、それが発覚して争いや訴訟問題が起ることがある。
  • 身内や友人などに嘘を重ねればこれまでの過ちが明るみになり決別することがある。
  • 若者と関わると言葉巧みに騙されたりすることがある。
  • 癇癪を起しやすくなるため対人関係で揉め事を起こしたり別れたりすることがある。
  • 積極的に物事の変革を押し進めれば中身のない内容で失態する。
  • 病院を変えれば病の進行が早まることがある。
  • 別れた相手と復縁を望むようなことがあっても良い結果には至りにくい。
  • 音や振動に関わると、事故や怪我、精神を病むことがある。
  • 火、雷、波、震の驚きに遭遇する。震撼するようなことが起こる。
  • 予期せぬことや嫌なことが発覚したり見つかったりする。

尚、同会する3碧木気の象意には「発展、進展、発信、出店、宣伝、評価、発明、アイデア、震、波、雷、音、律動、光、磁石、電気、電子機械・部品等、音楽、声楽、演説、発言、スピーチ、司会、発展・開発の場所、若者、青年、長男、3と8の数、青色紺色系、3碧木星の人」などがあり、このような3碧性の象意の事柄に関心が強くなったり干渉しやすくなる月ですが、本月は自発的に取る行動の結果が禍に急変しやすいので、これらの象意に気が向いても関与しないことです。

 

■月盤の廻坐による心理的影響

本月の6白星は、月盤の南方(9紫火気)に廻坐して月の「前厄」となります。本命が南に廻坐すると、気が荒くなり何かと頭に血が上りやすくなり、感情も行動も闘争的となり周囲に畏怖の念を抱かせます。又、良くも悪くも内に秘めた思いや感情を後先顧みずに表に出したいという気持ちになりやすいため、それが元でトラブルや揉め事、争い事などに発展して大きな禍を招くこともありますので、発言や行動には十分に注意して下さい。

又、過去に南又は9紫火気の凶方位を移転などで用いて「剋気」を保有した方は、家族、親族、友人、他人などに対して、暴力や暴言を吐くような破壊的な行為をするような「気」に支配されやすくなりますので注意を要します。

とにかく本月は心を静めて冷静さを保つように心がけましょう。又、南の離別作用により、離婚や別居、家出、離職、離散、辞職、決別など、離れることを意識しやすくなりますが、本月は厄月となり運勢も衰退しているため「」することは結果的に裏目となりますので、心が離別の作用に支配されないように気を付けて下さい。又、物事が善悪問わずして明るみになることが多く、二つのことで問題を抱えたり悩んだりするような事が起きて、岐路に立たされるような事が起きやすいですが、本月はどちらも選択せずに静観することが肝要です。

又、本月は、遊興にふけたり、賭け事をしたりと、欲求を満たすために何かと無駄に金銭を浪費する衝動にかられやすくなります。このような状態に陥ると、来月は、金銭や異性関係のことで苦境に立たされるような問題が起きたりしますので十分にご注意されてください。

 

■運勢に関与してくる象意

本月は4緑木気の象意が他動的運勢・自発的運勢に関与してきます。4緑性の象意には「縁談、良縁、縁にゆかりのある人や物、遠方の人、手紙、メール、DM、チラシ、通知、通達、連絡、電話、通信、インターネット、信用信頼、就職、糸や繊維など細長いもの、飛行機、風、長女、4緑木星の人、3と8の数、緑色、赤色」などがあり、これらの事柄が他動的、自発的運勢に強く関わってくるキーワードとなりますので、双方の運勢の吉凶に応じて、これらの事柄の関わり方をよく見極めてください。

 

■方位の効果

本月は、過去に旅行や引越などにより「南方位祐気(吉)又は剋気(凶)を保有した方は、祐剋の象意が発現しやすい月となります。

  • 祐気を保有している方は、勝負運が強くなるでしょう。先見の明が開け先を読む力が強くなります。裁判に関わっている場合は勝訴するでしょう。気持ちが明るくなり華やかになるでしょう。喧嘩するような事がありますが、かえってお互いの気持ちが明確になり絆が深まるでしょう。無くしなもを見るつかるかもしれません。懐かしい人との偶然に出会いや、復縁、再婚などの離合の作用があるでしょう。自身にとって不都合なもの嫌なもの禍となる者から離れられたり別れることができるでしょう。
  • 剋気を保有している方は、何事にも苛立ちを感じ気が荒くなりますので、ストレスを溜めないように心掛けましょう。暴力的になりやすいので我を見失わないようにしましょう。離婚、別居、家出、裁判などに関わる問題事が生じやすくなりますので、一人で抱え込まず信頼できる人に相談してみましょう。浮気や不倫をするような気が起こりやすなりますので二心に支配されないようにしましょう。

■本命星の九星について

本命星となる九星を知るには、以下の早見表から該当する生まれた年の「西暦」欄の下の「九星」の枠内をご参照下さい。
尚、出生日が2月3日以前の場合は、前年の西暦が生まれ年となりますので、方位と取る際はご自身の九星を見誤らないようにご注意下さい。