2018年9月節(9月8日~10月7日迄)の本命星「六白金星の人」の運勢について、簡易的ではありますが以下に私なりの見解を踏まえて運勢を判断致します。

この運勢判断の内容は月々に定められた期間の終始に急に切替わるものではなく、過去の因果関係と連なって、その月毎の筋目前後に発現してくるものです。この運勢判断の内容に当てはまるような事柄などがあれば、この運勢判断を巧く活用して人生の糧にして頂ければ幸いです。

■6白金星の人

今年で、24歳/33歳/42歳/51歳/60歳/69歳/78歳/87歳、以降9歳足したごとの年齢になる方です。但し、誕生日が1月1日~2月3日迄の方は、前年の九星「7赤金星」が本命星となりますので「七赤金星の人の運勢」をご参照下さい。

※参考記事:6白金星の人の吉方位

 

■2018年度の運勢

年盤の6白金星は、南西に廻坐しているため、本年は厄年からようやく抜け出し、心身や気力の状態も回復していきますが、本年中は、まだ無理はせずに、ゆっくりと呼吸を整えるように事を進めていくようにして下さい。本年は南西に廻坐していますので、気がフラットな状態となり欲も薄れ倹約的で質素な生き方を望むような気持になりますので、身の回りに関わる事柄に対してやらなければいけないと分かっていても、実行力が伴わないので仕事もプライベートも何かと不完全燃焼しやすいでしょうが、本年は厄が抜けた状態で気がまだスタミナ不足ですので、気がそのような状態になるのは当たり前な事なので、焦って無理に走ると、躓いて心身に怪我を負うだけですので、あまり気にせずに、今できる事を確実に堅実にこなすようにすれば、結果的に良い方向へと繋がって行くので、とにかく本年中はマイペースに壁を乗り越えていくようにして下さい。気がまだ弱いので情に流されやすくもなりますので異性との関り方にも注意しましょう。

 

■他動的運勢

本月は4緑木気に被同会していますので、自らの意志や行動によらない他動的から来る運勢がよろしくありません。尚、以下のような事柄が発現しやすくなる月となりますので予めこの内容を事前に踏まえながらよく注視して対処するように心掛けて下さい。

  • 信用や信頼を失うような出来事が起きる。
  • 遠方の取引先で、営業上のことについて問題が生じる。
  • 遠方からの来訪者により問題事が持ち込まれる。
  • 迷いや不安を生じること多く、ミスや事故を起こしたり大切なチャンスを見逃す。
  • メール、電話などで、通知や通達により嫌な知らせを受ける。
  • 風邪を拗らせると肺炎や喘息が発症しやすくなる。
  • 縁に関することで問題が起きやすい。

尚、被同会する4緑木気の象意には「縁に関する事、縁にゆかりのある人や物、縁談、遠方の人、手紙、メール、DM、チラシ、通知、通達、連絡、電話、通信、インターネット、信用信頼、就職、糸や繊維など細長いもの、飛行機、風船、風、長女、3と8の数、緑色系、4緑木星の人」などがあり、このような4緑性の象意の事柄において、何かしら見たり触れたり感じたり関与してくるようなことが起こりやすい月ですが、本月は事の成行きがよくないので気になっても関与しないことです。関わると物事が滞ったり、過去の禍事が再発したりしますので注意して下さい。

 

■自発的運勢

本月は「歳破」を背負った8白土気に同会しますので、自らの意志や行動による運勢があまりよろしくありません。尚、以下のような事柄に関心事が強くなり自発的に着手するようなことが起きやすくなりますが、本月はこれらの事柄に於ける自らの意志や行動は控えることが肝要です。

  • 欲深さが強くなり人から敬遠されたり嫌われたりする。
  • 気持ちに変化が生じやすくなるため人を困らせたり不快感を与えてしまう。
  • 計画や方針を変更したり中断したりして禍に転じる。
  • 家庭、親兄弟、親戚のことで心配事が起きる。
  • 相続や承継のことで問題を抱えたりする。
  • 土地や家屋のことで問題が起きたり出費が掛かったりする。
  • 山や丘で事故や怪我をしたりすることがある。
  • 関節、背、腰、こり、肉体疲労、瘤、鼻などで病気が発症した場合は、重病となる恐れがあるので早急に病院にいかれることが肝要です。

 尚、同会する8白土気の象意には「親兄弟姉妹、親戚、知人、証券、子供、先祖、相続、継承、引継ぎ、変化、改革、変更、中断、交差点、乗継、四角い物、箱、山、丘、小高い場所、土地家屋、5と10の数、黄色白色系、8白土星の人」などがあり、このような8白性の象意の事柄に関心が強くなったり干渉しやすくなる月ですが、本月は自発的に取る行動によって、物事が急変したり中断して悪い事に転じやすいので、これらの象意に気が向いても関わらない事が肝要です。本月は、特に家族、親族親戚、兄弟姉妹、友人知人、相続関係の事に関して問題事が起きやすくなるので注意して下さい。

 

■月盤の廻坐による心理的影響

本月の6白金星は、月盤の盛旺の南東(4緑木気)に廻坐し、陽運気となり運気に勢いがつきます。本命が南東に廻坐すると、心身共に気に満ちて充実した状態となります。満ちてきた気は、物事や気持ちを整理して成就させたいという気持ちになってきますので、縁を深め友好を築きたいとか、恋人と結婚したい、資格を取りたい、合格したい、取り組んできた計画や企画を完結させたい、安定した会社に就職したいとか、このような精神的な充実や悦びや幸福感を求めるようになります。但し、このような事を考えると迷いや不安も抱きやすくなるのが南東の作用でもあります。迷いが強くなると、その不安を解消するために、何かにすがったり、旅をしたり、意見に左右されて流されたり、意に反する物や人に依存したりして、結果的に縁が遠のいたり、損を被るようなことにもなりますので、自分の意志をしっかり持って、これまでしてきた事を信じて進むことが大切です。南東は縁結びの方位として有名ですが、過去に南東又は4緑木気の方位を吉方として用いて祐気を保有していれば成就を後押ししてくれるでしょう。

 

■運勢に関与してくる象意

本月は1白水気の象意が他動的運勢・自発的運勢に関与してきます。1白性の象意には「情愛、色情、交際、取引、隠蔽、偽り、暗闇、穴、堀、落下、降る、水、流れ、部下、従業員、貧相な人物、黒色系、白黒交わる色、1と6の数、黒色白色系、1白水星の人」などがあり、これらの事柄が他動的、自発的運勢に強く関わってくるキーワードとなりますので、双方の運勢の吉凶に応じて、これらの事柄の関わり方をよく見極めてください。

 

■方位の効果

本月は、過去に旅行や引越などにより「南東方位祐気(吉)又は剋気(凶)を保有した方は、祐剋の象意が発現しやすい月となります。

  • 祐気を保有している方は、人や物の縁に恵まれやすいので、その縁を大切にしましょう。精神的な悦びを得る出来事があるでしょう。縁談を進めるなら積極的に行動に移すときです。善意で行う事は全て評判が良くなるので、信用信頼も厚くなり出世に向かうきっかけに繋がるでしょう。遠方の人との関りがあると良い兆しとなります。旅をしたくなりますので吉方へ向かう旅行をすると良いでしょう。努力が報われ目的が成就するでしょう。
  • 剋気を保有している方は、何をしてもうまく行かず信用信頼を失うこともありますにで、落ち着いて物事に対処しましょう。とにかくよく迷い悩み不安を抱えますすので、ストレスを溜めないように運動したり遊んだりして気分転換を心掛けましょう。人の意見に左右されやすくなり、それがもとで自分を見失ったり情に流されたり損を被ったりしますので、理性や自己意識をしっかり保つようにしましょう。

■本命星の九星について

本命星となる九星を知るには、以下の早見表から該当する生まれた年の「西暦」欄の下の「九星」の枠内をご参照下さい。
尚、出生日が2月3日以前の場合は、前年の西暦が生まれ年となりますので、方位と取る際はご自身の九星を見誤らないようにご注意下さい。