すっかりご無沙汰しているが、ここアメーバーも動かしてみることにした。
実はもうひとつ、ピアノ関連ブログをもっているので。そこからの転載することにする。
ただし過去記事(といっても、2,3ヶ月前)なので、今現在とはまたちょっと違う考え方をしている。
たとえば、「指弾き」について・・・今現在、私は「指弾き」も支持している。そして、試行錯誤したあげく、指を上から落とす奏法も採用している。
それについては、また改めて。
以下、「ピアノ修行中」より4月分転載。
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この頃、加齢によるためか、ピアノが下手になった。
昔、難なく弾けていた箇所が弾きづらく、ミスをする、音がかすれる、音を外す。
ちなみに練習しているのはショパンの華麗なる大ポロネーズ、ソナタ3番の1楽章と終楽章、バラード3番、幻想ポロネーズ。たまにスケルツオ3番。
幻想ポロネーズ以外は、何年も弾き続けている。
といっても、幻想ポロネーズは音高時代の卒業試験で弾いた曲なので、わりとすぐに取り戻せた。
が、これら何年も練習を続けている曲が、どんなに練習しても上達しないどころか退化していくようだ。
そこで、奏法を変えることにした。
参考にしたのは、ロシア流奏法について書かれているブログhttp://ameblo.jp/chipmop1021/
そういえば、私は「指弾き」をしていた気がする。
「指を上下に動かすことを基本」にした弾き方だ。もちろん、手首の動きも利用するが、基本は指の上下運動・・・つまり「指弾き」だ。
が、これは運動能力の高い若いときであればいいが、歳をとるとキツいらしい。
無理のない楽な弾き方を真剣に身につけようと思った。
重力奏法という言葉は前々から知っていたし、「重さを利用する弾き方なのだろう」とは思っていたが、具体的にどうすればいいのかは分からなかった。
けど、ピアノ仲間のアドバイスで、なんとなく分かってきた気もする。
そこで、また日記を再開してみようという気分になったのだ。
さてさて・・・拙著「音吉君のピアノ物語」も、たま~に小学館から印税のお知らせがきたりする。まだ買ってくれる人がいるのか・・・と思う。もちろん嬉しい。
だが、ちょっと考えてしまったのだ。
「音吉」では、「古い奏法」のことしかネタにしていない。これはやっぱり作者として、「いろんな弾き方があるのだ」とお知らせしないと、いかんだろう・・・
たとえば・・・「音吉」では、手の甲にコインをのせ、落とさないように、ハノンを弾く、という練習描写がある。
つまり、指以外は動かさず、指だけで弾く、という練習だ。だって、昔は本当にそういう練習法があったんだもの・・・指以外を動かすのは「無駄な動き」ということで。あとは指を強くするため・・・
もちろん、ほんの初期の段階では、そういう練習もあってもいいかもしれない。コインを落とさずに、というのは「ゲーム感覚」でできる練習だ。
が、その次の段階では、そういう弾き方はNGであるっ、てなことを描いていない。
「音大出が描いたマンガ」として売っているため、ひょっとして、「それが正しい弾き方」と勘違いをしてしまう人もいるかもしれん。
・・・と未だに「音吉」を買う人がいると知って、ちょっと心配になった。
いや、手の甲の向きについて、考えさせられておるところ。
親指側に傾けるか、小指側に傾けるか、私の場合、それは曲の箇所によって、弾きやすさが違ってくる。
もちろん、パッセージの途中で向きを変えることもある。
「音吉マンガ」で描写してしまった「手の甲は水平にして動かなさないで弾く」なんて・・・ショパンほか、ロマン派以降の難曲ではありえない・・・と今にして思ってしまったのだ。
そういった昔、自分が描いてしまったピアノ漫画「音吉」のこともあるし、現在のピアノ奏法について、不特定多数に向けて語らねばならぬの~と、思ってしまったのだった。