祭りの前に | 着ぐるみ小劇場に向かって!! Maiのブログ

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着ぐるみ大好き!着ぐるみ対しての想い
新しい着ぐるみ表現、パフォーマンス、演劇の創造に向けての
歩みを綴っています!

着ぐるみ堂、クリスマスパーティーまであと3日

いよいよです。昨年、着ぐるみの可能性を追求したい。
昔抱いた夢を思い出してから、ここまで来ました。

パーティーをむかえるその前に、
このブログのタイトルにある着ぐるみ小劇場・・・・
そのもともとの思いを振り返りたいと思って
今日はちょっと、まじめな話をさせて頂きますね。

いつの日になるか、わからないけれど、
着ぐるみでやって見たい作品があります。
それは「熱海殺人事件」
つかこうへいさんの作品です。
えっなにいってんのって、思う方もいるかも知れません。
つかさんの作品といえば、セリフと役者の激情
まさに生の人間を魅せる舞台
着ぐるみの表現とはまったく真逆の世界です。
でも・・・・私が求める表現がそこにあるんです。

今は違うかもしれませんが、その当時の着ぐるみ劇団に
暗黙のように流れていた通奏低音、
「それは所詮着ぐるみ」という言葉でした。

もちろん着ぐるみが演じたくて劇団に入ってくる人も
いるにはいたのですが、当時はお金になるから、
着ぐるみををやっているいう漠然とした
あきらめの空気が流れていたんです。

もっと着ぐるみの表現には可能性があるはず、
その中でも、表現として、ストイックに演技を追求している人はいましたが、
着ぐるみで新しい表現を生み出そうというエネルギーが生まれることはありませんでした。

そして月日が流れ、今
着ぐるみを愛し、様々な表現や、楽しみを追求する人たちが現れだして、
従来の着ぐるみ業界とちがうところから、
着ぐるみ文化の流れが生まれようとしている・・・
だんだんと、着ぐるみの表現を追求できる土壌が整って
来ているように思うんです。

着ぐるみは表情が変わらない・・・・
しゃべることもできない・・・・

そう思うかもしれませんが、
でも、着ぐるみだからこそできる、感情の表現
そういったものがあるんじゃないかと思うんです。

頭で考えれば、難しいし、無理だよ
やらないほうがいいという声も聞こえますが・・・
誰も追求したことがない、その世界、
もしかしたら、とんでもないものがそこにあるかもしれない
生の人間の表現とはちがった、着ぐるみだからこそ、醸し出す情
そこへ、いつかはいけたらと思っています・・・

だから、あえて、一番好きだった、
あの当時のつかしばいの激情を着ぐるみで表現したい・・・・

着ぐるみ堂は様々に着ぐるみの可能性を感じる方々が集まってくることを願っています。

3日後に着ぐるみ堂がスタートします。
今回は、エンターティメントな楽しいステージをお届けします!

私、個人としては「着ぐるみ熱海殺人事件」
そこに向かっての第一歩です!!!!

ここまで読んでくださってありがとうございます!


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でもでもでも、クリスマスパーティではめちゃめちゃ明るく
楽しい時間を過ごしましょうね。

あと6名、席がございます。是非、お越しくださいね。
お申込みお待ちしていま~す!!!!



http://kigurumido.com

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