中学受験終わりましたね。今日の公立校の発表で本当に終了かな。2024年組の皆さま、お疲れさまでした!!


私、2年前には抜け殻になってましたね。埼玉校、2/1午前(熱望校)2/1午後(適正校)を受けて蓋を開ければ🌸🌸🌸で全勝終了という一番楽なパターンだったのに一気に老けました。


さて、早いもので中学最後の学年に上がろうとしています。何度かブログでも書きましたが、息子は英語の読み書きが困難で学習障害の診断もあり、学校では合理的配慮を受けています。


どう頑張っても時間をかけても、他の子のように英語の点数が取れません。なので大学受験も総合型選抜(AO入試)に全振りのつもりでした。

通っているディスレクシア英語塾では高一でAOを目指すか一般入試で配慮を受けながら頑張るかを決めます。どちらも…というのは特性持ちには負荷が高すぎるので推奨されず、AOなら小論文を徹底的に習います。


ですが息子、AOに必要となる課外活動を全くしません。部活も辞めてしまい、新しく始める気配もないです。単純に興味が持てないとしか思えず、それを強制しても辞めるのが目に見えています。尋ねてもなかなか本音を話してくれないのでいろんな角度から話を聞いてみたところ、そもそも英語を避けたAOで受けられる学部への興味がわかないのではないか、と。


英語無しでは理系に行くしか無いと思っていましたが、「数学が嫌い、苦手」とな。。。興味の対象は歴史、文化などガチガチの文系。


笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


何とかならんか…と考えてみていたら、ある事を思い出しました。


私の母校、東京藝術大学は頭の出来は問われないに近いのですが(当時は)センター試験を二教科受ける必要がありました。すなわち「国語」と「外国語」です。私は何も疑問に思わず英語を選びましたが、同級生に「ドイツ語」で受けたという話を聞いた記憶がありました。


そこで、英語に変わり他の「外国語」で受験出来るところを調べたら、案外ある!!大学独自の問題だったり、共テの「外国語」利用だったり。しかも、息子の興味にドンピシャの学部も散見されます。国語、外国語、歴史の3教科だったり、国語の代わりに小論文だったり。


あとはレベル感ですが、簡単にネットで見られた共テのドイツ語の問題を私が解いたところ192点/200点満点。25年ブランクがありますがドイツ留学5年、ドイツ語検定1級です(←最盛期なので今は2級も危ないかも😅)。難度としては英語とは比べられないほど易しい。本人次第ですがあと4年もあれば、共テのドイツ語なら8割〜9割以上取れるだけの力は付けられるはず。あの英語は配慮を貰っても爆死すると思います。最初のテストなのに難しくしすぎてると思う。


そんな話を息子にしたところ、やたら前向きになってドイツ語を勉強すると言い出しました。毎日のように「これはドイツ語で何と言うの?」と聞いてくるようになり、食事をしながらの会話はほとんどそれ絡み。高一になって文系を選んだ時に「英語が終わってる」状況で「ドイツ語で受験のつもりなので英語捨ててます」と言えるようにドイツ語検定を取っていこうという話になりました。デメリットは習う機会がなかなか無い、だけど私が教えられるからそれも無し。なんなら家での会話をドイツ語でしても良いくらい。模試は判定でないけど、共テのレベルは独検3級レベルだったと感じたので、独検をマイルストーンとして3級余裕、2級チャレンジくらいに持って行ければクリア出来ると説得だな😅


英語も出来ないのに?と思うのは違います。

英語圏にディスレクシアが多く、ドイツ語圏やらイタリア語圏に少ないのは理由があります。

「読み」が素直な規則性に則っているのです。イタリア語なんてまんまローマ字だもんね。ドイツ語は初級で覚えるべき活用、文法が多いです。ですが、そこを抜けると例外が少なくて語彙を増やしていけば良いのです。英語は最初簡単だけど、どんどん例外が出てきますよね。


それに、ドイツ語の文法は厳格な型にはまっているので「拘り」のあるタイプの子には良いかもしれません。


まだどうなるか未知数ですが、思い切った方針転換をしようとしている我が家でした。