ブロ友さんがスピネルのお話をされていたのでワタクシも。
宝石好きな人でないと聞いたことないよ?という方もおられるかもですが、宝石の一種です。
皆様ご存知、ルビー、サファイアは同じ「コランダム」という鉱物で、色が赤いのは「ルビー」その他が「サファイア」です。青いのはブルーサファイアだしピンクならピンクサファイア。ザックリですねー
で、この「コランダム」にクリソツなのが「スピネル」。色のバリエーション、硬さもおなじようなレベル。しかも、取れる鉱脈が同じ場所って。何で区別するの?というほど似た者同士。
イギリス王室のすんごい王冠に「黒太子のルビー」と呼ばれる赤い巨大宝石が燦然と輝いておりますが
これが実はルビーではなく、スピネルなんですねー
当時は分かんなかったのかな。
https://gol-win.com/jewelry/ruby/column/column_007.html
やはり赤の評価が高く「レッドスピネル」と呼ばれる深紅のモザイクから揺らめく怪しい美しさはルビーに勝るとも劣りません。
ですが、この他にも魅力的なお色が。
ホットピンクと呼ばれるショッキングピンクです
リングはカボションですが、イチゴキャンディみたい。インクルージョンすら魅力的。ペンダントは元々ブルーサファイアが入っていました。ですが、元夫からのプレゼントだったので腹が立って石を入れ替えました。石に罪は無いので外したサファイアはこちらに加工。
入れ替えたピンクスピネルのルースは、ミネショで何と2万円ポッキリで買いました。ペンダント持っていって、合う大きさのルース欲しいって探しましたよ。
あ、サファイアとクリソツですがスピネルは青が苦手。ブルースピネルは存在します。でも、コランダムの青、つまりブルーサファイアのような瑠璃色のような美しい青はあまりありません。コバルト含有だと色が青になり、コバルトスピネルとして希少性が出てきますが、私はあまり好きになれずリングに加工したものの、売却してしまいました。付けようという気にならなかったんですね。
あとはブラックスピネルでしょうか。
ブラックダイヤモンドのように高価ではなく、でも硬度ゆえのカット面の鋭さで良く輝きます。
私はこういう雰囲気のものは使わないので持っていません。
宝飾店で「スピネルですね」なんて言ったらちょっと「おっ!?」って思われるかもしれません(笑)