読み書き検査予約

一年前に息子の違和感満載な英語の答案用紙を見て即行動しましたが、やっと診断→細かい検査→診断書まで辿り着きそうです。


大学病院で学習障害の診断は下りたのですが、合理的配慮を求める為の診断書にしたいという私達の意志があるので、より具体的に内容を精査した文書にする必要があります。なので大学病院で受けられない検査を他院で受けてくるように、との指示。


STRAW-Rというものを受けてきてください、と言われて実施しているクリニックを探して予約を取りました。


そこを今日受診して来ました。事前に細かい問診、医大で受けたWISC4のデータ、息子のノート等を提出。するとドクターから告げれたのは予想通りというか、恐らく日本語に関しては困難という判定は出ない。STRAW-Rは日本語の文字の判定になるので、英語学習に困難を持つ中学生対象のURAWSSというものがある。なので、息子の場合はSTRAW-RとURAWSSの両方を受けて配慮申請をしましょう、という事に。URAWSSでは手書きとタイピング入力などの代替え手段の処理速度差を計測して手書きに困難がある場合に代替え手段での文書作成を許可してもらう論拠になるそうです。息子の学校はICTが進んでいるので板書がそもそも必要ないに近い状態で、特性的にとても助かっています。


URAWSSには英語のスペリングに関するテストも含まれるので、いよいよ息子の困難の本丸が数値化されます。合理的配慮を求める上でハッキリとした医学的エビデンス、医師が必要と判断する具体的な配慮が診断に添えられるというのは強い説得力を持つ筈です。


英語の躓きで特性が明らかになりましたが、なまじ中受で上位校に入れる位の学力があったので理解されづらく、難しい道のりでした。周囲に助けられ、やっとここまで辿り着きました。


これまで2人の小児神経科ドクターと話しましたが、専門の英語塾に行けているのは非常に良い事だと両先生に言われました。学習も勿論ですが、同じ特性の同世代の子達と勉強して交流することは特性理解=自己理解をする上で非常に有益だという事です。ともすれば、この特性持ちの子は劣等感を持ち易く自己肯定感が下がりやすい。なのでニ次障害として引きこもり、ウツなど引き起こすのも珍しくない(これを何より避けたかった)。


医大では英語の困難という話をしていましたが、URAWSSの話は全く出なかったので実施する機関が少ないのかもしれません。比較的新しい検査なのかな。


この分だと来月の医大受診に全ての検査結果がギリギリ揃いそうです。


長く感じましたが、あれ?と思って1年でここまで来られたのは早かったのかと思います。


因みに、STRAW-Rは検査自体は保険適応(東京都は無料)ですが、報告書作成は7000円負担。

URAWSSは完全自費で20000円でした。


病院近くでランチして学校最寄りで降りて行きました。親と出掛けると美味しいものが食べられるので嬉しそうです😋