遙かな海と、風と君と。

遙かな海と、風と君と。

あの日、あの時間。君はただ、ボクのとなりにいた。

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人はやがて消えてゆく

地球もやがて消えてゆく

悲しい結末からは

決して逃れられない

それでも何かを守りたい

守るべきたったひとつの何かのために

この身を献げたい

この気持ちを

きっと愛と呼ぶのだろう

確定した未来より

不確かな愛を信じようとする

そんな健気な人間が

ちょっと誇らしくて

そして

いとおしくてたまらないのだ

ゆがんでしまった世の中に

自然という名の神は

無作為に鉄槌を下す

罪もないような人々が

たくさんいなくなる

きっと

欲にまみれた

今の人間社会のありかた自体が

悪なのだろう

しかし人間は

またそこからはじめる

なんて儚く

なんて愚かで

でもなんと逞しいのだろう

閑かに

時にセンセーショナルに

混沌とした街を

覆い隠し

汚れなき世界へと

塗り替えてゆく

純白のベールをまとった

この街に

ようやく訪れた

幸せな朝だ

マンデリンフレンチのラテを飲みながら

サッカー日本代表の勝利を祝い

沈みゆく太陽を見送りながら

床のホコリを掻き集める

ピアノジャズを聴き飽きたら

椎名林檎にリアリティを求める

闇に降る雨

眩暈

私生活



やらなきゃいけないことばかりで

なんにも手につかない日

中途半端に洗い物をして

たいして雑でもないパソコンを整理する

携帯電話の中の

埋もれかけた人間関係を

エゴイスティックに切り分ける

貴重な命の時間を

ひたすら無駄に費やしながら

消えそうな未来と

無残な恋の記憶に

ジャンプする



この地球上に

たったひとりで立っているような錯覚に陥っても

どこかに向かって

歩いて行かねばならないのなら

雲の流れる先へ

風を背に進もうと

漠然とした決意をする



私はいま

どこにいるのだろう

正しい朝は

来るのだろうか

1 王様

2 ライバル

3 恋愛模様

4 無関心

5 チームワーク

6 対立

もう

さよならだと知って

急に

色々な思いが

流れ出した

あんなに

嫌いだったのに

憎くて憎くて

切り捨ててしまいたかったのに

今は

その向こうにある

遠い記憶が

よみがえる

小さくて

あたたかくて

優しい記憶



また

逢えるかな

もし

逢えたなら

その時はきっと

子供のような笑顔で

あいさつをしよう

ありがとうを

届けよう

そんな日が

来るのを信じて



グッドバイ

子供の頃

丘に登って

星座がわからないくらいの

満天の星空の下

友達と寝転がって

空へ手を伸ばし

星を掴むような仕草をして

いつも笑ってた

大人になり

都会で見た

プラネタリウム

感動しているはずなのに

なんだか少し

せつなさが残った

目の前には

たくさんの分かれ道

どっちへ進めば

目的地へ

たどり着けるのだろう

乗り物は

オンボロの自転車だけ

良さそうな道は

ひとつもない

さあ決断の時だというのに

うろうろするばかり

空はだんだん

暗くなり

道はどんどん

見えにくくなってきた

ほら

迷ってないで

走り出さなきゃ

選ぶことより

進むことが

目的地への

一番の近道なのだから

遠くはなれた

この街に

ずいぶん昔に

やってきた

信念だけを

握り締めて

全力疾走

でも

走ることができなくなった時

肩の碇を下ろして

振り返った僕の目に

一番大きく映ったのは

海の向こうの

ふるさとだった


あの雲は

どこへ行くのだろう

どんな旅をして

どこに辿り着くのだろう

山にぶつかり

風に流され

どんどん姿を変えながら

ふわふわふわふわ

空を滑って行く

本当は

どこに行きたいのだろう

どんな雲に

なりたいのだろう