こうやって
トコトコ歩いていて、
冷たい空気を感じながら、
遠くの景色を見て、
中学生の時を思い出した。
部活が終わって、夕方から夜になりかけている空の下を歩いて、家に帰る冬の道。
習い事がある日、空は夜空だったけど同じ。
家の３メートル前くらいで、美味しそうな晩御飯の匂いがしてきて。ガラガラ～っとドアを開け、寒い外から帰ってきた私は、あたたかい部屋とおばあちゃんとクーとテキーラとご飯が待っている場所に、当たり前のようにただいまーと言う。
そして、おばあちゃんがおかえり(´μ｀)
って言ってくれる。
いただきまーす！
っと言うと、どうぞ召し上がれと言ってくれて、
ごちそうさまでした！
って言うと、
はいっお粗末様ですと言っていた。
当たり前の事をね、
当たり前に感じるのは間違いじゃないけど、当たり前と思えている時は意外と短い。
みんないつか、当たり前の事が当たり前じゃなくなる日が来るから、当たり前と思えている時までは甘えてもいいと思ったりした、今日この頃でした。