ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、心理学では、人を特徴づける要素として、次の5つが挙げられることがよくあります。
まず一つ目は、経験への開放性 (Openness to Experience)。
つまり、ものごとに対して好奇心が旺盛かどうか。
反対は、保守的ということになります。
2つ目は、勤勉性 (Conscientiousness)。
ものごとに取り組むのに勤勉かどうか。
反対は、意欲がないということになります。
そして、3つ目は、外向性 (Extroversion)。
周囲に対して外向的かどうか。
反対は、当然内向的ということになります。
4つめは、協調性 (Agreeableness)。
他人に対して協調的かどうか。
最後の5つ目は、神経質 (Neuroticism)。
つまり、神経質かどうか。
反対は、泰然としていると言えるでしょうか。
これらは、それぞれの英語の頭文字をとって「OCEAN(オーシャン)」と呼ばれています。
もちろん、これらは、どちらが良い、どちらが悪いということではなく、人は、これらの要素によって特徴づけることができる、というものです。
そして、これらの要素がどのように合わさりあって人を特徴づけるのか、ということに関しては、大きく次の3つのことが関わりあっていると言えるでしょう。
それは、遺伝などの生物的な要素、環境などの文化的な要素、そして、人それぞれの個人的な要素です。
人の特徴は、生物的な要素によって産み出され、文化的な要素によって形作られ、そして、個人がどのように生きるかという人生の目標によって方向づけられます。
同じように好奇心が旺盛な人でも、その行動に違いがあったり、同じように意欲がないように見える人でも、その表現の仕方に違いがあったりするのは、そのためなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ