メディアの公共性 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、少し前になりますが、小林麻央さんが乳がんで入院された、という報に接しました。

 

小林さんには、一日も早くご快復されることを願うばかりです。

 

また、家族の方たちがこの報に対して、どのような気持ちで接せられたのか、心中察するに余りあります。

 

そして、この件に関しては、後日、夫である市川海老蔵氏が、やらなくてもいい会見を開くことになってしまいました。

 

その後海老蔵氏は、再三再四にわたり、メディアの自粛を要請していますが、それにも関わらず、彼女を執拗に追いかけるメディアが後を絶たないようです。

 

メディアの論理からすれば、それは公共性のあることであり、やむを得ないことだということのようです。

 

芸能人やスポーツ選手のプライバシーに関しては、彼らが公人である以上、それが制限されるのは仕方がない、という考え方があります。

 

この考え方は、最高裁の判例でも支持されています。

 

しかし、彼らは、有名人ではあるが、果たして公人なのかと問えば、私は疑問に感じます。

 

彼らはただ、自分たちの芸や能力などを売り物にして商売をしているだけであって、別にプライバシーを売り物に商売をしているわけではありません。

 

もしプライバシーを売り物にしている有名人がいるとすれば、その有名人には、プライバシーがないと言えるでしょう。

 

しかし、多くの有名人は、別にプライバシーを売り物にしているわけではありません。

 

それは、一般の人たちと変わらないところであり、その点では、一般の人たちと同じようにプライバシーは保護されて当然だと私は思います。

 

彼らのプライバシーには、公共性があるのではなく、ただ単にメディアが売れると思うネタがあるというに過ぎません。

 

公人という点で言えば、公務員や官僚のほうが、まさに公人であると言えます。

 

それゆえ、彼らの不正をもっと暴くことの方が公共性があると考えています。

 

たとえば、今回の件が、ある政治家の妻が何かの病気で入院し、それが政治資金で賄われていたというのであれば、大いに公共性のあることだと言えるでしょう。

 

言論の自由とは、他人のプライバシーを暴く権利ではありません。

 

現在のメディアは、弱い者を吊し上げ、強い者にはゴマをする、それが言論の自由であり、メディアの公共性であると勘違いしているようです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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