「真さん」

「改めて聞き直します。神って何ですか?」

 

『そろそろ色々わかってきたことですし、いい時ですかね……』

 

「?」

 

『神とは何だろうと思い続けた私が知っていることです。
私はこういうふうに思っています。

神は宇宙でもあります。
神は最初は1体だけだったのだと思います。
最上位の存在ですから何でもできます。
フルチート状態ですので、思った瞬間に何でも叶います。
宇宙すら誕生させられます。
MMOのRPGをサーバーごとポンと一瞬で発生されるような感じにです』

 

「凄いですね!」^^

 

『最高神ですからね』^^


『何でもできるので苦労はありませんが
反対に言えば退屈で飽きてしまいます』

 

「確かに……人間なら、やり切り終えた老人みたいになってしまいますね」

 

『ですよね』^^

 

『そこで神は、できることを半分に分けて、二人に分裂してみたとします。
そうすることで、お互いにできないことができますから

それを補い合うという喜びが生まれます』

 

「これが喜びの正体だったんですね!」^^

 

『そうです』

『日月神示の中でも、神は大歓喜ぢゃと言っています』

 

『そして、喜び、感謝とつながっていくわけです』

 

「なるほど~」

 

『神は、これは楽しいと感じたましたので
もっと沢山に分裂していきます』

 

 

『横方向への分裂だけでは平面的なものでしかないので
下のレベル側に展開をかけていきます。
分裂すればするほど、できることは限られていきます。

その人だけができる何かを持つようになります。

これが、一人一人の個性というわけです』

 

「RPGの職業みたなことですね」

 

『そうです』

『流石は翔太さんですね。呑み込みが早い』^^

 

「真さんのおかげですよ」^^

 

『この個性を一つだけの物差しで測ろうとするのが今までの教育です』

『ですが、これからの教育は変わっていくことでしょう』

『だって、資本主義で生き延びるための教育だったのですかからね』

 

「なるほど~」

「これからはどんどん変わっていくんですね?」

 

『変わりますよ』

『全ての存在は、新しい道にに対して「楽しい」という感情を持ちます』

『これは、神が新しいパターンの発生を楽しむために作っている世界だからです』

 

「なるほど~!」

「それが楽しさの本質なんですね!」

 

『神は、今に存在しながらも

過去を改変することで、未来を改変することもできます』

 

『新しいパターンの可能性をひたすら追いながら拡大しているんですよ』

『私の予想ですが、ある程度拡大したあとに

また、合体することで、とてつもないレベルの情報エネルギーの塊になるんだと思います』

 

「そこまでいくと、人間の我々には理解できない世界ですね」^^

 

『私達は、無限分の1の存在ではありますが、神の一部でもあるということです』

 

「僕たちも神の一部だったんですね~」

 

『そうです。でも誤解してはダメですよ』

『我良しになったら、レベルが下がるようになっていますからね』

 

「なぜですか?」

 

『だって、それを許したら宇宙が荒れるでしょう?』

 

「確かに」^^

 

 

続く……

 

 

 

 

この物語はおとぎ話です。