減らないのにひきざんを使うの? | 発達障害児専門の「読み・書き・そろばん」を教える広島の学習塾

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当教室は、集団の中で学ぶのがむつかしい子どものための学習塾です。
お子さんの特性に合わせて、シールやふせんを使いながら、目で見る・手を動かすための独自の教材を作っています。
小さなステップで、できる楽しさをたくさん感じましょう。

おはようございます

「小2までの力で社会に出られる学習方法」
をお伝えする、広島 府中町の渡辺千恵です


すっきり爽やか朝になりました
いい天気ですねー、ホントすがすがしい
なんでこんなに晴れたことをいうのか
というと

じつは、今日は私の誕生日なのです
4つ上の姉が私の生まれた日のことを
話してくれました
生まれた日のことなど、当然覚えておらず
(当たり前ですね)
この歳になっても、自分の生まれた日のことを
聞くのは、感慨深かったです

覚えていないことが当たり前、と言いましたが
中には、胎内の記憶がある子がいるそうです

ちなみに渡辺家では長男だけでした

長男は、「おなかの中にいる時は
こーんな格好で」、といいつつ
頭を下にして、足をまげて
体で表現してくれました

「ふわふわしてた」とか
「出てくるとき、お母さんのお股にタッチした」とか
かなーり具体的だったので、
こっちもビックリした記憶があります

他の子も期待したのですが、まったく記憶なし
残念でした、、、

ま、いろいろですよね

さてさて、今日の学習紹介ですが


「ちがいはいくつ
と聞く問題です
ここでは、子どもが6にん、アメが9個
でブロックを使って、違いは3個を表しています
この問題で一番むつかしいのは何だと思いますか?

それは、、、、、






「式をたてること」なんです

アメが子どもより3個多い(答えですね)のは
イラストやブロックですぐ出せるのですが、
3個が答えになるような式を立てるのが
むつかしいのです

この段階で、「たしざん」と「ひきざん」を
習っているのもあると思います

「3個」と答えは出ているのですから
「多い方から少ない方を引く」
でいいのですが、
今までの引き算の問題が
「飛んで行って減ったり」
「食べて減ったり」
「使ってって減ったり」、、などと
減るものばかりだったので
何も減っていないものに、引き算を使うの発想が
生まれてきません

先生の中には
「ちがい」と聞かれたら「引き算を使います」
と、マニュアル的に教えられる先生も
いらっしゃるほどです

一斉授業なら仕方がないのかもしれません

が、少し気を付けるだけで理解できますから
どうぞやってみて下さい

この単元は夏以降に出てくると思いますので
おうちでは、今から
「コップとお皿の違い」とか
「リンゴとミカンの違い」など
多いものと少ないものを用意して
「ちがいは2個」など言ってあげていると
違いとは「」であることが理解できると思います
(「差」っていう言葉は自体を使いこなせているわけではありません)
生活の中で「ちがい」を使って
この「ちがいはいくつ」の単元を
サクサクっとすすんでほしいと思っています


それでは、きょうはここまで
またね~