みなさま こんにちは。

 

 

まだまだ残暑厳しい日々が続いておりますが

 

お元気でしょうか?

 

 

8月ももうすぐ終わりですね。

 

 

気になるのが、休み明けの子どもたちです。

 

 

休み明けの学校が怖い、

 

不安で仕方がない。

 

 

「明日、学校に行きたくない。。。」

 

と思っている子どもたちの数は計り知れません。

 

報告に上がっているだけで、

44万人もいると言うのですから、

実際にはもっといるのだと思います。

 

 

深刻な事態となっている子どもの自殺は

 

過去最多。

 

 

 

去年1年間で449人もの子どもたちが

自ら命を絶っているのです。

 

 

特に、学校が始まる前の月の自殺が

多いことから、何らかの原因は

学校の中にもあると考えられます。

 

 

これは、早急に!!国を挙げて

対策をしていかなければならない

 

「緊急事態」ではないでしょうか。

 

 

目に見えないウイルスは

私たち人間レベルでは感染予防以外に、

どうすることもできませんが、

 

 

子どもの自殺問題は、今すぐにでも、

 

ひとりひとりの大人が、

ひとりひとりの子どもを

気にかけ、動くことができます。

 

 

理由もなく死ぬ人はいないです。

 

 

人間関係の悩みを抱えていたり

勉強がわからなくて学校が辛かったり

受験のプレッシャーや進路の悩みだったり

孤独や将来への不安だったり

親子関係の悪化だったり・・・

 

いじめ問題も非常に多いです。

 

子どもの自殺後の調査報告で、

学校側から「いじめはなかった」

という報道がよくあります。

 

 

でもそれは、

 

周りの大人やいじめた側が

いじめを意識していなかったとしたら?

 

当然「いじめはなかった」

 

と言う結果となるでしょう。

 

 

 

勉強ができなくても、

 

授業についていけなくても、

 

苦手なことがあっても、

 

失敗しても、

 

進路や人間関係で悩みを抱えていても

 

親が自分を理解してくれなかったとしても

 

 

 

それを温かく認めてくれる大人が

 

ひとりでも

 

寄り添ってくれていたのなら

 

子どもたちは何とかやっていけるのです。

 

 

否定や指摘ばかりの毎日や

 

努力不足だと怒られたりすれば、

 

誰だってやる気も希望も失うでしょう。

 

 

 

誰もが死ななくてもよい環境づくりは、

 

その子を取り巻く大人の責任です。

 

家庭はもちろんのこと、

 

保育園や学校も、

 

「安心して過ごせる場であること」

 

そんな温かい環境が

 

子どもたちへの最低限の保障です。

 

 

 

 

子どもの権利条約にもあるように

 

子どもは「守られる権利」があります。

 

子どもにとって教育現場が

 

安心できるものでなければ

 

子どもは学校に行く「義務」はないのです。

 

 

 

「義務教育」は、

 

全ての子どもたちに学ぶ権利を

 

保障する「保護者の義務」であって

 

子どもが学校に行かなければいけない

 

と言う「義務」ではありません。

 

 

子どもには

 

「学校や幼稚園を休む権利」も、

 

「休息する権利」も、

 

「意思を尊重される権利」も

 

どうするか「選択する権利」も

 

あるのです。

 

 

例え学校に行かなくても、

 

「学ぶ権利」は常にあります。

 

 

学びは学校に限らず、

 

どこにでもあるのです。

 

 

ホームエデュケーション

(ホームスクーリング)も、

学習教室も、外に出ての社会勉強も

「どんな体験も学び」です。

 

 

 

生きる上で必要な知識の獲得は、

 

学校である必要もないのです。

 

むしろ、

 

実際に社会を見て、知って、

 

体験しながらの学習は、

 

何よりのアクティブラーニング。

 

 

もし、

 

子どもを取り巻く大人が

 

「学校に行かないこと=この世の終わり」

 

とでも言うような意識でいたら、

 

子どもたちは途方もなく

 

罪悪感でいっぱいになるでしょう。

 

 

データを見ると、日本の子どもたちの

 

自尊心・自己肯定感・幸福度が

 

OECD加盟国の中でも最も低いという

 

結果。。。

 

 

子どもたちが苦しい環境にいることは

 

明確です。

 

 

 

「当たり前」や「普通」を基準に

 

扱うのではなく、

 

子どもは一人ひとり違った育ち、

 

個性があることを大前提に、

 

常に、個別に、なにがあったのか?

 

気にかけ、声をかけ、悩みに寄り添い、

 

どんなことであったとしても

 

その子の気持ちに共感し、

 

真剣に向き合う大人の存在が

 

必要不可欠。

 

私がついているから大丈夫よ、と

 

いつでも安心させてくれる大人が

 

側に居てくれたら

 

子どもたちはどんなに心強いでしょう。

 

 

大人も同じですよね。

 

 

もし悩んで辛くて不安でいたら、

 

誰かに寄り添ってほしいし、

 

真剣に話しを聴いてほしい。

 

 

 

私の身近でも、

 

死を選んだ子どもたちが複数います。

 

 

この子たちは、学校にも家庭にも

 

どこにも居場所がなかったのかもしれません。

 

 

 

助けを求めることもできない、

 

気づいてくれる大人もいない・・・

 

死を選ぶしかないほど

 

絶望の中にいたということです。

 

 

 

大人は、子どもたちにどんな未来を望みますか。

 

 

 

我慢・葛藤・不安の中で、

 

気づいて欲しい気持ちよりも、

 

「学校に行くこと」を最優先させる

 

大人の言葉は、彼らにとって、

 

あまりにも残酷です。

 

 

「学校に行きなさい」よりも、

 

まずはその子の言葉にならない

 

思いを認める、

 

解ろうとする姿勢から。

 

 

大人のよかれと思っての

 

「よかれことば」が

 

子どもたちを苦しめています。

 

「よかれことば」は、時として

 

その子を否定することにもなるのです。

 

 

 

「世間一般」や「普通」に

 

近づけるための「よかれことば」。

 

 

親ならば、つい、やってしまいがち。

 

 

 でも

 

「普通」って何だろう・・・

 

苦しいのは「普通」という基準があるから。

 

本当は、「普通」なんて

 

どこにもないのに。

 

ましてや、

 

「普通の子ども」なんて

 

どこにもいないのに。。。

 

 

 

著書「明日、学校へ行きたくない」(角川書店)

 

 

 

 

 

 

講座・イベント 最新の予定

 

8月30日 練馬子育てひろば「どうぞのひろば」主催「子どもと遊び講座」(満員)

9月1日 石神井プレーパーク 子育てサロン「かぼちゃのたね」

9月4日 生活クラブ・まち石神井主催「全ての大人に知ってほしい。そうだったのか!子どもの行動」

9月23日 北区で子どもの遊ぶ場をつくる会主催 講座「伸びる子どもは遊んで育つ」

9月27日 連続講座全8回「子どもを知る学習会・Peer Sense 第4回目」

      杉並区・善福寺の家 Cocoon parents square  主催

9月30日 練馬・子育てひろば どうぞのひろば主催 「子どもと遊び講座」

10月4日 連続講座全6回「赤ちゃんを知る学習会・Baby Sense 第1回目」

     杉並区・善福寺の家 Cocoon parents square

10月2日・10月23日 館林・あいずプレーパーク主催

     「そうだったのか!子どもの行動!〜遊びと感覚の育ち〜」

10月25日 連続講座全8回「子どもを知る学習会・Peer Sense 第5回目」

      杉並区・善福寺の家 Cocoon parents square

10月30日 山口市民会館「NPO法人こどもステーション山口」主催

     「どの子もあそびでこんなに育つ」

 

 

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