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横浜モンテッソーリ子育て研究会の大高です。

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今日は、久しぶりに、娘に怒鳴りました。

 

何があったか?と言うと、
娘が家に帰ってきてから、
ずっとテレビを見ていて

私は疲れていて
いつの間にか寝てしまったのですが、

起きた後も、まだテレビを見ていて。


(この辺から私のイライラが
始まっていたのだと思います)

私が

「テレビ、そろそろ消して」
と言ったら、今度は

「ママ、スマホ貸して!」
と言い、私の携帯を取ったところ、

私の腕にぶつかって

スマホを落としてしまって、

「もう、スマホ、落とさないでよ。
壊れちゃうよ」
と私が言ったら

「ママがぶつかったから」
と娘は言ったのです。

ここで、私はカチン!と来ました。


 

「ママのせいにしないで。

自分で落としたんでしょ!」

と久しぶりに、強く怒鳴りました。

 

娘は、私の本気モードの怒り
泣き始めてしまいましたが、

 

それに対して、なだめるでもなく、
娘が泣きやむまで側で見ていました。

 

そして、娘は泣きやんだ頃に、

娘から私に抱きついてきました。

 

しばらく抱っこしていると、
気持ちが落ち着き、安心できたようで、

娘は自分で、私から離れました。

そして、しばらくすると

娘は、ご機嫌になっていました。

 

 

私は、娘を抱っこしている時に、、

「大人げなく怒鳴りすぎたな・・・」
とも思ったのですが、

 

自分の行動の結果を

他人のせいにする

 

という思考を、
娘が身に着けてしまうことだけは

避けたいと思っていました。

 

なぜなら、これは
 

心理カウンセリングを受けても

いつまでたっても
不幸で居続ける人の特徴

だからです。

 

〇〇のせいで、こうなった。

 

というのは、

自分の行動に

責任が持てていない状態です。

 

この思考が身についてしまうと、

人生に起こるいろんな出来事が、
(例えばコロナとかも)
自分以外の人のせいに見えがちになり、

 

「自分で何とかしよう!」
と考えない大人になるからです。

 

私は今回、娘に怒鳴る行動をしましたが、

それにより、娘の自尊心が

傷ついている様子はありませんでした。

 

反対に、自分のよくない側面を

バシッと叱られたことで、

 

精神が落ち着き、

正常化に向かう様子が見られました。

これは、私が心理カウンセリングで見てきた

大人の育てなおしの時と、全く同じです。

 

カウンセリングでは、
「親のせいで私は不幸だ」
と言い続ける人には、共感しないようにしています。

 

なぜなら、「親のせいで、私は不幸だ」
と言い続けることは
 
「親が変わらない限り、私は一生不幸だ」、
という意味になります。
 
この発想にいる大人は、
自分の人生に、自分で責任をもっていません。
 
自分の人生なのに
他者になんとかしてもらおう
 
という依存心があります。
 
 
そうではなく、
 
「親も、完璧な人間ではない。
親がどうであれ、私は私の力で
幸せになることができる。」
 
そう信じて、自分で自分の人生を切り開く人が
幸せになることができます。
 
今回、私が、娘の依存的で
責任感にかける言動を強く叱った後、
 
娘は自主的に、
自分の服をハンガーにかけ、
自分が出したジュースを冷蔵庫に入れ
宿題に取り組み始めました。
 
自然と、自立へと向かいました。
 
もしかしたら、あなたは
モンテッソーリ教育では怒鳴ったり
叱ったりしませんよね?
 
と思っているなら、注意が必要です。
 
モンテッソーリ教育の言葉を
何も考えず、ただ適用するのではなく、
 
この場面で、
本当に必要なことは何なのか?
 
自分の頭で考えるようにしてください。
 
私は、おうちモンテをママたちに教えていますが、
それは、正解を覚えてもらうためではなく、
 
自分の頭で考えるためのヒントを
お伝えしているだけ、です。
 
どうか、そのことを忘れずにいてくださいね。
 
最後までお読みいただきありがとうございました!