おうちモンテ研究科、あーちゃん先生です。
モンテッソ―リ教育と絵本を使って、
≪子どもの心を育む教育≫を研究しています。
周りのママたちとお話していると
子どもが小さいうちから、
習い事に通っているという話をよく聞きます。
例えば、
0才から通える幼児教室もありますし、
生後六か月から通えるベビースイミングは、
ママもリフレッシュでき、とても人気がある感じでした。
私も、娘が1歳9か月になったころ、
暑い夏の遊びの1つとして
ベビースイミングの体験にいったところ
いいなと感じ、それから通っています。
うでに浮き輪を付けた状態ではありますが、
3才前の子どもでも、25mを泳げるそうで、
娘もチャレンジしたいといって、今チャレンジしています。
モンテッソ―リの考え方を大切にしながら
子育てをしてきて、
子どもは知りたがっている
できるようになりたがっている
ということを、よく実感します。
そういう視点から、早期教育を考えると
子どもの興味、関心にあっているものを、
学べる環境を用意してあげたい、
と感じています。
そして、そのタイミングが、
大人が思うようり、結構早いときもある
とも感じています。
例えば、娘は、最近、文字に興味があります。
私の感覚では、2歳児(もうすぐ3歳)が
文字を読む、という想像はなかったので、
娘に文字を教えるのは、早いのではないか?
と思っていましたが、
娘は「ん」というひらがなと
「氷」という漢字を、読めるようになりました。
きっかけは、いづれ役に立つだろうと思って
買っておいた、この本↓が
娘のお気に入りで、よく見せていたからです。
幼稚園の先生から聞いたのですが、
子どもは、文字を絵として認識するので、
大人が思うほど
文字を覚えるのは難しくないそうです。
早期教育の内容には、大人から見ると
「それって、まだ子どもには早いんじゃないの?」
と思うような内容もありますが、
子どもは、そんな大人の予想を裏切り
それらを、どんどん学び、
自分のものにしていきます。
そんな子どもの姿を見ると、
親はすごく嬉しくなるので
そんな親の喜ぶ顔を見ることが
子どもの、やりたい!という意欲につながるようです。
ここで注意が必要なのですが、
親は子どものために、早期教育をやっているのか?
(子ども自身の成長意欲を満足させるためにやっているのか?)
自分の喜びのために、早期教育をやっているのか?
(子どもができることで、自分が満足感、達成感を感じるためにやっているのか?)
の境界線が、あいまいになってくる可能性があります。
例えば、
子どもの将来のために、
と幼児教育に熱心になることが
・親の幸せの価値観を押し付けている
(例えば、大卒で安定した職業につければ幸せとか)
ことなっているかもしれませんし、
・他の子どもよりできる自分の子どもを
自分の子育ての勲章にしている
かもしれません。
子育てで、他の子どもと自分の子どもを
比較することは、普通にあることだと思います。
親が比較を行うことで
子どもにとって良くない影響を与えるとしたら、
できる子どもじゃないと、
お母さんから愛されない、評価されない
と子どもに感じさせてしまうことです。
早期教育をすることの結果として、子どもが、
「私は○○じゃないと、お母さんから愛されない」
と感じてしまうような構図ができあがっているのなら、
早期教育のやり方、心構えを考え直す
必要がある、と思います。
早期教育をすることで、子どもが自分らしく
自分に自信を持って生きていく力を
伸ばしてあげることができるのなら、
それは、子どものための教育
だと言えるように思います。
今は、様々な幼児教育の形があり、
もともと勉強好きな私は、
どれもとても興味深く、関心を持って見ています。
私にとって、早期教育、幼児教育は
よくないもの、という印象でもなく、
でも、ちゃんと子どものココロの声に
目と耳を傾けながら、
行っていけたらないいなと思っています。
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