赤ちゃんの心理-1
「不信感と信頼感」
人間の赤ちゃんは、馬やサルに比べると、とても無力です。
歩くまでに1年もかかります。
けれど、何も感じていないわけではありません。
むしろ、生まれたときから、とても敏感なこころを持っています。
生後2、3日の赤ちゃんでも、単純な絵よりも、人間の顔の絵を好んで見ます。
また、他の音よりも、人間の声に耳を傾けます。
人は、生まれてすぐに、人を求めているのです。
でも、おかあさんの温かなお腹の中で何の不自由もなく生きてきた赤ちゃんにとって、外の世界は楽な世界ではありません。
自分の周りに他の人間がいても、自分を助けてはくれないだろうという「不信感」が生まれそうになります。
その「不信感」というハードルを乗り越えて、人間への信頼感を持たなくてはなりません。
この時期の基本的な「信頼感」が、将来の人間関係の土台になります。
私たちは、基本的に人を信頼できるからこそ、友人や同僚や家族とうまくやっていくことができるのです。
基本的信頼感を育てるためには、母親(または赤ちゃんの面倒をみる特定の誰か)の愛情が必要です。
普通、赤ちゃんは何をしてもゆるされます。
おしっこやウンチをもらしても怒られないし、どんなに泣いても泣き虫だなんて非難されません。
何もできなくても、バカにされるどころか、深い深い愛情で包み込まれます。
この愛の中で、人生への希望と、人への基本的信頼感とが育つのです。
「アタッチメント」
愛着をもって、わが子に接してくださいね!
それでは・・・
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