*2021年2月19日改訂

 

「無症状」の方対象の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査を実施しております(健康保険は使えません)。

ID NOW™(コロナウイルスの等温核酸増幅検査機器)という新しい機器導入により体制が変わりました。


*車をお持ちの方は、検体採取からお支払いまで車内で完結できます。車

*検体採取後、20分以内に結果が判明します。
*「職場での陰性確認」や「渡航に必要」等のケースを想定していますが、ご希望があれば特に理由は問いません。

 

1 ID NOW™ によるSARS-CoV-2遺伝子検査 (NEAR法)
 PCR検査と同様に、SARS-CoV-2の遺伝子を増幅して検出する装置です。感度/特異度ともにPCR検査と遜色ありません。
 アメリカでは1万8000台以上設置されています。PCRと同様にウイルス核酸を増幅して検出するNEAR法という検出機器です。測定原理などについてのご興味があるかたは以下のブログを参考にしてください。
 https://ameblo.jp/kids-forest/entry-12657530543.html
 「厳密」にいうとPCR検査ではありませんが、一般的な陰性確認であれば、この検査が精度/迅速さからおすすめできます。
 鼻腔から綿棒で検体採取後、20分以内には結果が判明いたします。
 料金は 22000円(税込み 診察/面談/検査費/証明書(日本語or英語)等はすべて含まれます )

 

2 PCR検査(検査機関:LSIメディエンス) 
 唾液1ml または 鼻咽頭から綿棒で採取し、信頼できる検査機関へ委託します。
 検査結果は翌日夕~夜間にくることが多いので、基本的には翌々日の朝にご報告という流れになります。
 料金は 33000円(税込み 診察/面談/検査費/証明書等(日本語or英語)はすべて含まれます)
 ・PCR検査をご希望の方もウェルカムです。検体採取方法(唾液または鼻咽頭)はご希望に応じます。
 ・海外へ渡航される場合、検査に理解のない窓口では「PCR」検査を求められるかもしれません。「PCR」検査のほうが無難です。
 ・指定の書式が必要な方は別途ご相談ください。複雑なもの/特殊なものでなければ、基本的に無料で対応します。

 

 

病院 検査の流れ
 お電話で検査日時のご予約(車で来られるとスムーズです。車以外の方も日時をご相談いたします。)
    ↓
 事前にカルテをお作りするので、LINEをお使いの方は、郵便番号/住所/氏名/フリガナ/生年月日をお送りいただけるとスムーズです。

    ↓

 

 ID NOW™ の場合 
  結果は検体採取後、20分ほどでお伝え出来ます。ただし並行して複数人の検査はできないので、先に検査が入っていると結果に時間がかかります。検体採取後すぐ自宅に戻られてもかまいませんし、駐車場でお待ちいただいてもかまいません。 結果は、口頭/電話/LINE どれも可能です。証明書は、手渡し/LINE添付/郵送(無料) どれも可能です。

 

 PCR(検査機関:LSIメディエンス) の場合 
  基本的に翌々日の朝に結果をお伝え出来ます(休診日は不可)。 結果は、お電話/LINE どれも可能です。証明書は、手渡し/LINE添付/郵送(無料) どれも可能です。

 

上差し

*言うまでもないことですが、検査は100%の感度ではありません。偽陰性/偽陽性の可能性があります。
*万が一「陽性」の場合は、法律により医師の届出義務があります。
*現時点での対応なので、変更の可能性は大いにあります、ご了承ください。
*企業等でまとまった人数の方は 支払い方法/日時/場所等々、ご相談ください。
*PayPay/カード支払い可能です。

 

証明書のサンプルメモ
 IDNOW用
 PCR・抗体検査用

 

追記
*抗体検査について
 「現時点」では抗体の検出感度や臨床的意義が定かではないので、積極的には勧めてはおりません。ただし公衆衛生的視点や医学的な知見としての意義は多いにあります。知的好奇心で希望される方もいらっしゃると思うので、抗体検査は対応できます。少量採血します。他よりデータの蓄積のある アボット社/ロシュ社の検査を2つ提出します。料金は 12500円(税込み 診察/面談/検査費/証明書はすべて込)です。 
 ID NOWやPCR検査と同時に実施される方は、3000円ディスカウントして9500円になります。結果は平均2日後にお伝えできています。

「今年度」もあと少しになりました。ニコニコ

 

当院は通園/通学している患者が多いので、なんとなく1年のサイクルが4月から3月という気分で過ごしています。医療法人の決算も3月閉めなので来月は棚卸や税理士との打ち合わせ等忙しい月になります。

 

しかし「今年度」はまさに「コロナ禍」一色でありました。ゲッソリ

他に何があるというのでしょう?

 

コロナ禍の下、あらゆる診療科の中で、一番患者数が減っているのが小児科だそうです。これはつまり感染症が減っているということなのでしょうが、壮大な社会実験を意図せず実施してしまったという気がいたします。行動様式/感染防御意識がこれほどまでに影響するとは、医療統計の専門家でも想像できなかったと思います。

 

さて前置きはこの程度として、新しい機器のご紹介です。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新しい検査機器を導入しました。

Abbott社のID NOW™インスツルメント(等温核酸増幅検査:NEAR法)です。

「お高いんでしょう?」

「うーんクリニックとしてはまあまあ・・・。でもメリットを考えればいい

PCRと同様の新型コロナウイルス遺伝子を増幅し検出する機器になります。

当然保険診療で認められている機器で、PCRとまったく同じ保険算定が認められています。

つまり現時点ではすべて公費負担です、自己負担はありません。

 

メリットその1(迅速さ)OK

検体(鼻腔で綿棒)をセットしてから 陽性の場合5分 陰性の場合13分で結果判明。

(PCR検査の場合は当院の場合翌日遅くか翌々日の朝)

 

メリットその2(精度)グッ

 迅速抗原キットとは違い、遺伝子を増幅して検出するため、PCRと遜色ない

 

PCRとの違い

PCR検査は核酸増幅過程で加温/冷却を繰り返す必要がありますが、NEAR 法(Nicking Endonuclease Amplification Reaction)は冷却の必要がない酵素( polymerase/nicking enzyme)を使用しているので、短時間で結果を得られることができます。

 

デメリット

PCRですかと聞かれれば、PCRではありませんと答えます。

PCRをはじめとした核酸増幅検出機器にはかなり種類がありそれぞれメリット/デメリットがあります。

Abbott社は増幅過程におけるプライマー設計が優れているという意見もあり、当院ではあえてID NOW™ を採用です。

 

症状がない方は、自費での検査になりますので、詳細はインフォメーションの「新型コロナウイルス感染症(陰性証明書)」をご覧ください。

 

 

猫しっぽ猫からだ ここからはさらに興味がある理系の人向け 猫からだ猫あたま

 

Abott社は医療業界では尋常じゃない大手で実績があるので信頼度は高いのですが、ID NOW™購入にあたり、もちろん調査とお勉強はしております。

ただNEAR法という言葉は馴染みがなく(日本Wikipediaにもないし)、まずはAbbott社のHPを確認。

そこには等温核酸増幅技術についてのテクノロジービデオというのがあり、さっそく見てみましたが、なんだか内容が物足りませんね。

 

そこでAbbott社に連絡を取り、ID NOW™担当者に来ていただきました。まずは営業資料で説明を受けます。「弊社の製品の特徴は・・・かくかくしかじか・・・」

 

さて実は聞きたかったのは以下のアメリカ事情について。

この機械、アメリカでものすごく使われています。18000台以上が稼働しているとか。そしてホワイトハウスでも使用され、トランプ大統領もこの機械で検査されていたようですが、どうもホワイトハウスで感染者が広がったのは、この機器で偽陰性が多かったからではないかというNewsがでたことがありました。

これについては明確な回答がありました。機器のせいではなく、ある否定的な論文については、検体の扱いがおかしい/症例のCt値が高すぎる、等々の明確な反証があるようです。選挙がらみのネガティブキャンペーンの側面もあるようで、その後も機器は普通に使用され続けていますし、信頼性は問題ないと考えます。

 

大手医療メーカーは営業部門以外に学術部門があり、専門的資料などはリクエストすれば結構用意してもらえるのですが、事前にお伝えはしていなかったので、詳しいデータ/原理等の資料はないかとお尋ねしたところ、

「とりあえずこの英語の資料しかないのですがよろしいですか?」

ときましたよ。

ということで週末に熟読して、週明けに医薬品卸に発注して、現在に至ります。

 

肝心の測定原理ですがまずはPCR検査の原理からおさらい

 

 検体の前処理でVirus-RNA(今回はSARS-CoV-2ですが)を精製

(前処理がいらない方法もあり PCR検査も実はいろいろです)

 ↓

RNAから逆転写酵素でcDNAへ転写

 ↓(ここからがいわゆるPCR)

Virusに特異的なプライマーがcDNAにくっつく(アニーリング)

プライマーを起点にDNAポリメラーゼが相補鎖を伸ばしていく(伸長)

加熱すると2本鎖が1本鎖になる

冷却 アニーリングに戻る を繰り返し 

*増えたDNAに蛍光プローブをつけた相補的DNAを使ってコピー量を測定する。

各サイクルで定量的に常時蛍光測定しているのがRealTime-PCRです。

 

ということなのですが、次いってよろしいですか?真顔

 

ID NOW™ のNEAR法(Nicking Endonuclease Amplification Reaction) ですが、略語にもなっているNicking Endonucleaseがポイントですね。

 

 だいたいアニーリング/伸長まではPCRと一緒。

 そして、加温で1本鎖をつくる代わりにNicking Endonucleaseという切断酵素が、特定の位置で2本鎖から1本鎖を切り取ります。

 たださらっと書ける程単純ではなく、プライマーも複数使います。

 Abbottはこのプライマー設計が売りのようです。

 加温/冷却がいらずやや高めの等温で反応するので、ものすごく時間が短縮されます。

 そもそも分子レベルにおける反応は、我々が想像するよりめちゃくちゃ早いのです。

 その後の蛍光プローブ/測定は言わずもがなです、が一定時間で結果を出すので、結果は「定性」になります。

 

 

 ということなので、ID NOW™はPCRなんですか?と聞かれたらなんて答えるのがベストなんでしょうか?

 とりあえず、PCRと同じように遺伝子を増幅させて検出する機器です、と答えますが、禅問答のようです。

 

賢明な諸氏におかれましては、うまい答え方がありましたらご教授ください。

 しかし今年の1月まで、だれが今のコロナ禍のことを予想しえたでしょうか?

 

 小児科クリニックを生業とするこの私も、すっかり生活スタイルが変わってしまいました。

 仕事内容は大きく変化することはないのですが、とにかくびっくりするほど感染症の患者が減りましたね。

 

 インフルエンザなんかは年によって流行状況も違いますし、多少ステイホームしたって一般の感染症が減るとは思えないねえ、

と言っていたのは3か月前までのこと。

 ここまで患者数が少ないと、社会的接触の減少によるファクターはとてつもなく大きいものだと、考えざるを得ません。

 おそらく、これから疫学的論文が山程でてくるので、市井の小児科医としては、報告を待っている次第であります。

 

 さて、アレルギーの患者さんとワクチン接種の数は変わっていないので、一日を通して、忙しさにすごく波があります。

うっかり診療が1時間空くこともあります。

 

 ということで読書量がすごく増えました。

 できれば学術書を読んだり論文を読んだりしたいところですが、論文読むのも体力が必要ということで、なかなか手が伸びない。

 でもせっかくなので、新しい作家を開拓しようということで、ブックオフオンラインを見てはポチポチ注文しております。

 

 コロナ禍で、新たに手をだした作家は以下の通り。

  「葉室麟」

  「宮下奈都」

  「住野よる」

  「中村文則」

  「万城目学」

  「荻原浩」 

  「川村元気」

  「本谷有希子」

  「西川美和」

  「青山文平」

  「梨木香歩」

  「水野敬也」

  「三浦しをん」

  「沖方丁」

  「みうらじゅん」

  「伊坂幸太郎」

 

 てなもんで、最後の5人は以前から読んでるので今更という感じなのですが、さあここで羅列した作家の共通点はなんでしょう?

 わかった方はなかなかの読書家か、本屋の店員さんです。

 

 実はこれは「本屋大賞」にノミネートされた作家さんたちなんですね。

 普段は本屋さんでピンときた作家か、もともと好きな作家を選んできたのですが、本屋さんにもあまりいけない状況だったので、あたらしいセレクションメソッドを使ってみたわけです。

 

 そして今回僕のお気に入り作家リストに入ったのは 「万城目学」さんでした、パチパチパチ。作品名は「鴨川ホルモー」。

 まあ書評はいたすまい、気になる方は院長おすすめ本ということでぜひどうぞ。気楽によめる本です。

 「三浦しをん」 「沖方丁」 は全部おすすめです。しかし本を語るときりがないので本の話はこの辺でおしまい。

 

 行儀悪く寝転んで読むのが僕の読書スタイルなので、もともとの運動不足に拍車がかかります。

 ということで、気が向くとウォーキングや自転車で通勤したりしています。

 自転車だとゆっくり漕いで片道40分くらい。いろいろな道をのんびり通っています。

 

 しかし自転車だと割と知り合いに会うんですね。

 

 ある日の朝=行きの自転車

  「おう、山口~、なんだおめえ今日は自転車かあ」 と地元のおっちゃん。

   (地元のおっちゃんはみな字面にすると喧嘩口調になります)

  「まあね、最近運動不足だからね」

  「おめえんとこはコロナは大丈夫か(等々いろいろ雑談) シラスもってくか?」

  「今貰っても困るから、今度でいいよ」

  「じゃあ後で母ちゃんに渡しといてやらあ」

 

  しばらく行くと、地元の居酒屋の兄貴

  「おう、今日はチャリけ」

  「そうなんですよ、最近運動不足で」

 

  海岸のサイクリングロードで、また地元の先輩がジョギング中

  「おはよう、自転車通勤なんだ」

  「おはようございます、お疲れ様で~す」

 

  さらにサイクリングロードで患者さんのお母さんがジョギング中

  「あらっ、先生」

  「あっ、どうもおはようございます」

 

 その日の夜=帰りの自転車

  「お~い、〇〇〇(←私の高校時代のあだな)」(と結構な大声が橋の上から聞こえる)

  「お~、なんだどうしたこんなところで。」 高校の同級生です。

  「俺んちこの近くなんだよ。〇〇〇こそどうした、いつもチャリか?」

  「いや、最近ヒマだしさ、運動不足だからタマにね。こんな時間に散歩か?」

  「これから呑みに行くんだよ、行くか?」    ・・・と10分程話し込む。

  「ちょっと診察の約束があるんだ、またね、ソーシャルディスタンスとれよ~」  

  

  しばらく行くと某A医師。

  「あっ、どうも先生」

  「いや、最近患者数どうですか?医師会の・・・」などとまた10分程話し込む。

 

  しばらく行ってもうすぐ家だという湘南大橋の上で、いまジョギングしていてすれ違ったのは某産婦人科医師Bでは?

  (しかしみんなジョギングして健康的ですね。)

  「いや~、どうも先生~」 と戻ってくる。

  「お~、元気にしてる?」

  「いや、先生こそ呑みもご無沙汰してますがいかがですか?」 などと10分程話し込む。

   

 やっと家についたなあと、帰宅すると妻に怒られる。

  「ちょっと、帰宅時間にあわせて魚焼いておいたのに、どこ寄り道してるの?」

  「いや、なんか知り合いに会うたびに話し込んじゃってさあ」

 

 

 という感じで、実は生活スタイルはたいして変わってないかもしれないですね。

 

 あと医療サイトのポイントが最近たまるなあ。

 動画を見たり、アンケートに答えるといつのまに間にポイントがたまります。

 この間は、ZOOMでオンラインアンケートというものを体験しました。なるほど、テレワークの方はこういう感じなのですね。

 月2000円分くらいにはなるので、amazonポイントに変えて、結局本を買うと・・・。 やっぱり何も変わってないじゃん。