9月22日 午後7時前


高須賀を頼りに店を探す。

現代的に地図アプリを屈指し、店を探すがなかなか見つからない。

相変わらずバイタリティ溢れる高須賀は、色々な人に道をたずねまくる。

特に、店の近所に住まう老夫婦が英語をしゃべれ、親切だったため、徒歩30分ほどかけ店に到着。





店のオープンは7時と、日本ではちょっと遅めの開店時間だが、ここでは普通らしい。





開店直後だが、もうすでに何組かお客さんは座っていた。

我々は、店の前のテラス席に案内され、そこでメニューを開く。

あいにく日本語・英語メニューはなく、がんばってイタリア語を紐解く。

ピザとパスタ名はなんとか読めるものの、サイドメニューはいつもほぼ全滅。

一応ピザの名店という事と、ローマの勝利を祝って、人数分のピザと白ワインのデキャンタを注文。

ピザは、シェフの気まぐれなるピザと4種類のチーズがのったピザ、そして始めて行った店では絶対頼むマルゲリータを注文。





あと1枚は、高須賀か奥さんの携帯か高須賀のパソコンに眠っているだろう。

ちなみにこの店、エスト! エスト! エスト!!! フラテッリ リッチのピザは、今まで食べてきたどのピザよる数段美味かった。

さらに、今までワインの味があまりわからなかったが、ここの白ワインは、飲みやすすぎて、ついついガブ飲みしてしまった。

それは、ここに居た私を含め3人同じ意見だった。

予想外だったのは、コーラーの飲みすぎと言っていた高須賀が少食になっており、ピザを1人分も食べれなかった事だ。

おかげで、高須賀の分も含め2人前以上は食べた気がする。

ダイエットを意識してたんだとしたら、今更だが、諦めろ!という言葉を贈りたい。


もう明日にはイタリアを立つのだが、ここまで高須賀は色々よく働いてくれたので、ここでの食事をご馳走する事にした。

もしかしたら、この日が、高須賀にちゃんと奢った初めての日になったような気がする。

まあでも、今まで授業料を取らなかったのでやさしい先輩である事には変わりないのだが。。。


支払いがクレジットの場合は、テーブルチェックではなく店内のレジで清算しなくてはならないらしく、奥へ通される。

ここのボーイさんは、英語が出来ないので、聞き取るのが結構大変だ。

支払いで初めて店内に入ったのだが、以外と奥行きがあり、席も全部埋まっていた。

開店30分立たないうちに、待ち客が出るほどなので、世界的にも有名なのだろう。


支払いを終え、奢った代わりにカメラマンを頼む!と高須賀に言うと、御馳走された高須賀は、テンションがハイになっており、思った以上にノリ気で引き受けてくれた。


向かう先は、昼間行ったトレビの泉とスペイン広場。

夜はライトアップされて結構キレイらしい。

さらに、昼間は人混みを割って歩かないといけないぐらいの混み具合だったが、この時間だと割りとスムーズに観光出来た。



夜は夜で、なかなかオシャレな雰囲気をかもし出している。

昼は、人が多すぎてできなかったコイン投げも、せっかくなのでやって帰ることに。

1枚だと、またローマに来られる。2枚だと、好きな人と一生一緒にいられる。3枚は、色々あるらしい。

幸か不幸か、手持ちの一番安いコインは2ユーロ。

まあローマには、色々満足させてもらってるので、大盤振る舞いを感謝を込めて夫婦同時に泉に放り投げる。

願いが叶ったかどうかは、数年後、もしくは数十年後のお楽しみに。




その後、イタリアにきて全然食べれてないジェラードを買いに行く。

種類もめちゃくちゃ豊富で、いったいどれが何味なのかはよくわからない。

結構無難な味をチョイスしたのだけは覚えている。


続いてスペイン広場へ。




まあここは、来ても来なくてもいいかな。ってのが、昼と夜合わせて感想だ。

名残惜しいところではあるが、だいぶ時間も遅くなってきたので歩いてホテルまで帰ることに。

ホテルでさよなら~と思いきや、高須賀はどうしてもおれに見せたいモノがあるらしく、ホテルで待てとの事だった。

日本に帰って見ろとUSBを渡されたはずだったのだが、テンションが上がって、どうしても我慢出来なくなったのだろう。

そして、目の前でおれ達のリアクションを見たかったのだろう。


ただ待つのも時間がもったいなく感じ、テルミニ駅で、買い残しのお土産を買うことに。

スーパーのチョコ(事前に調べた結果、ここで買うのが一番お得らしい)となぜかイタリアでフランス人っぽい女性店員のいるロクシタンのハンドクリームなどを買い、時間を有効活用してホテルへ。


すでにホテルに到着していた高須賀は、ノートパソコンを持ってきて準備万端の様子。

ホテルのロビーで鑑賞会。

実は出だしの一番大事なとこを、違う事を考えてて見逃したのだが、それについて熱く語る高須賀の熱意に圧倒され、ありがとう!と言っておいた。

それについては、あとから奥さんにお叱りをうけた。


次は日本で会おう!なんて言い合いながら見送り、とうとうイタリアの最後の夜を無事に迎えることとなった。