19月20日 午前9時頃
イタロ、日本で言う所の新幹線。
結構揺れると聞いていたが、そんなに気になる程ではない。
相変わらず、妻を含め、9割程のツアー客達は眠っている。
寝れない自信があるオレは、はなから無駄な抵抗はせず、この先のガイドマップに目を通し、色々と下調べをしている。
そんな時、やはりちょっと波長が合う、最近あえてちょっと近くで移動してる山口夫妻の夫のほうが前の席から話しかけてきた。
どうやら、ビールをいっぱい買いすぎて(一昨日ぐらい高速のインターで大量に買い込んで、絶対飲みきれないだろうと密かに思っていた。)余ってるので、おひとついかがですか?という事で、律儀にベネチアでのワインの借りを返してくれた。
もしかしたらベネチアの時の思いは今日と逆だったかもしれない。
ほんとの事を言えば、今日は結構歩くらしく、さらに言えば、まだ自分の体調に半信半疑であったため断りたかったが、せっかくの好意、仲良くなり始めたところだし、頂くことに。
据え膳食わねば男の恥である。
まさに世界の車窓からさながらの景色を眺め、ビールを飲み、気が向けばガイドブックなどを読む。
最高のスローライフである。
その最高のスローライフを満喫しすぎて、イタロの車内を探索することをてっきり忘れていた。
せっかく乗ったのに、トイレはどんなんだとか、自動販売機はどこにあるのかだとか、その他もろもろ全く知らず仕舞いだ。
知ってる事は、イタロの座り心地くらいだ。
約1時間程でナポリに到着。
さてさて、イタリア南部最大の都市ナポリ、果たしていかなるものか。。。
