vol.10 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第 4章~

皆さんこんばんは。

全然更新できていなくて、3週間ぶりの投稿です。

年明けから筑波でHALを利用したリハビリを開始し、週2回、東京から電車で筑波に通っています。

千代田線で北千住まで行き、乗り換えてつくばエクスプレスに乗って行くんですが、
北千住の駅構内のエレベーターが約2ヶ月点検修理で使えないんです。

それは仕方ないことですよね。
でも、昇降機もないため、乗り換えのたびに、最低6人の警備の方々が集まり、神輿みたいに運んでくださるんです。ひどい時はそれ以上の体制になる時があります。

僕はそれがあんまり好きじゃなくて…

みんなはエスカレーターが危ないと言うけど、僕からすると、車椅子を大人の胸の高さまで上に持ち上げられる方がこわい。

「車椅子が通りまーす!よけてお通りくださーい!」と大声でアナウンスされるのもあんまり好きじゃない。

僕は体幹が効くから、エスカレーターの手すりを持って姿勢を維持できます。でも、念のため後ろに人がついてくれれば1人で十分。

でも、「万一何かがあった時に我々が責任を問われるので…」

そうやんね。その気持ちもわかる。

それでもやっぱり違和感がある。
運び終わったら後、警備の人が一斉に礼して「行ってらっしゃいませ!」って言われるのもなんか気持ち悪い。

じゃあ、何かあったら俺のせいにしても良いから、お願いやからみんな集まらずに済ませて欲しい。

別に俺はそんな特別扱いされたくない。
普通にさせてって思ってしまう。

そんなこと気にしなければ問題ないやん。
自意識過剰なんや。そーかもしれへんけど、どうもあれは異様な空気感を感じる。

たまに、慣れてる警備員がいる場合は、1人の補助でエスカレーターで行かせてくれる。
でも、ルール違反なコトをやってると言うのも気持ち良くないし、もし万一何かあったら臨機応変に対応してくれたこの人が社会的制裁を受けると思うとそれも嫌やなぁ。

この北千住の乗り換えはあと1ヶ月続く。
けど、自分の中でもどうしたら良いか答えは出てません。

そんなこと書いてると、ウルフルズの「笑えれば」が聴こえてきた。

とにかく笑えれば、とにかく笑えれば。

どうやったらみんなが笑えるやり方になるんかな。

とにかく知りたい木戸。
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